【ラスベガス発】日本の観光インバウンドを勝手に応援~レストラン編~

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こんにちは!はのです。

アメリカ在住16年、これまでラスベガスで旅行全般に関わるインバウンド観光に携わってきました。

現在はアメリカのオンライン会社で、世界中のホテル、レストランなどのウェブサイトやSNSをチェックする中で、日本の田舎街にあるレストランや地方の観光課職員さんの情報発信を見る機会があります。

そこでは、

「ここをもっとこうやったら、外国の人にもレストランの良さが伝えわるのになあ!」

と思うコトがあり、インバウンドの街ラスベガスから「外国人目線」で、
日本のインバウンド(レストラン、ホテル、施設、ツアーなど)を応援できたらいいなと思っています!

今回は、このようなお悩みを頂きました。

・英語がまったく分からない。
・外国人向けに何を発信したらいいの?
・SNSは何を使っていいのか分からない。
・外国人の目線でポイントがあれば知りたい。

“今後は海外のお客様にも
私のお店や街を知ってもらいたい!”

と考えている人に、
外国人目線でレストランの情報発信

をご紹介します。

このブログを読むと、

・情報発信はこの3つでOK。
・英語が話せなくても大丈夫。3つのポイント。
・今日から使える!英語のテンプレート5つ。

をさくっと5分で知るコトができます!

これからは、英語で情報発信ができるようになり、2023年以降は外国からのお客さんがふらっと立ち寄るような店になるように頑張っていきましょう!

Let’s get started!

先ずはこの3つで発信を始めてみよう!

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ホームページ

お店のウェブサイトとして、日本語のホームページを1つ持っておくことをおススメします。

ホームページはインターネット上でのお店の看板となりますので、お店の雰囲気、オーナーの思い、こだわり、コンセプトなどを日本語でしっかりと書いておきましょう。

ここでは日本語で大丈夫です。(欲を言えばデザイン性にこだわったものよりも、シンプルなもの)

ホームページを見る側(お客様側)のパソコンや携帯に自動翻訳アプリを入れていると、

日本語→英語に自動的に翻訳されますので、(完璧な翻訳ではないものの)お店側が言いたいことは十分に分かります。

ホームページは、年に一度は見直しをして新しい情報を更新しておきましょうね。

たまに、数年間放置されたウェブサイトに出会うことがあります。。。

そして、できればホームページ(メインページ)の右上に、FacebookとInstagramのアイコンを作って、

そこをクリックするとFacebookとInstagramに行くように設定しておきましょう!

多くのホームページは、この設定がページの一番下にあることが多く、

お客様の立場からすると、Facebookを見たいだけなのになかなか出てこないのが非常にストレスだからです。

だけど、、、

ホームページを作る予算が全くない、、、

という経営者さんは、次に紹介する無料のSNSから始めてみてください。

フェイスブック
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Facebookとは、何ですか?
という質問に、簡単に答えてみます。

Facebook(現在:メタ・プラットフォームズ社)とは、アメリカのハーバード大学に通っていたマーク・ザッカーバーグさんという人が始めたソーシャルメディアで、

現在、世界中で約29億のユーザー数と言われていています!

しかも対応している言語は、「111か国語」。
日本語で投稿しても、相手側(お客様)の言語に翻訳されて表示がされます。

(翻訳する時は、Translateのボタンを押す必要があります)

私自身では、イタリアのとあるレストランを調べている時に、オーナーシェフの人がイタリア語で長ーいメッセージを投稿していました。

それを日本語(or英語)に翻訳すると、

「9月1日からレストランのロケーションが変わります。この土地では、地域の皆さんに愛されて約15年。私のお店にきてくれた地元のみなさんに心から感謝します!ありがとうございました!」

という内容でした。

Facebookは、長い文章でも相手に伝わるように自動翻訳され、しかも無料で利用することができます。

それが世界各地で使われているとなれば、今日から始めてみて下さい!

インスタグラム
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通称「インスタ」と呼ばれてるのがインスタグラム(Instagram)。

こちらもアメリカ発祥のソーシャルメディアで、女の子が可愛い写真を撮って投稿したり、

今では動画を投稿する人が多くなっているようです。

あなたの周りでも、女の子達が「インスタ映え」と言いながら

美味しい料理の写真を撮ったり、モデルのようなポーズや顔つきで写真を撮っている姿を見たことがある人も多いと思います。

今やこのインスタは、マーケティングの一環として使われており、
レストランとインスタは相性がぴったりなんですよ!

そして、インスタグラムはフェイスブックの会社に買収されていますので、

フェイスブックのアカウントから、同時に同じ投稿をインスタに上げることができますのでとっても便利です。

ユーザー数は、約15億人。その数は毎月伸び続けています。

英語で発信する3つのポイント

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Google Translateを活用

英語がさっぱり分からない人でも、「Google Translate」を使うと簡単に英語に翻訳することができます。
Google検索で、Google翻訳と入力すると一番上に出てきます!

これを使うとどの国の言葉でも翻訳ができるという優れものです。

しかも無料なのでコストは一切かかりません。

そして、日本語から英語へ翻訳する時のポイントはこの3つ。

・標準語
・正しい日本語
・簡単な文

Google Translateは翻訳の先生ですが、「方言」は理解してくれないことが多いので、標準語に直して入力してください。

そして、日本人同士では理解し合える俗語も理解してくれません。

例えば、「これは激ウマ!」を英語に訳す場合、まずは正しい日本語に直しましょう!

「これは、とても美味しいです。」となり、これをGoogle先生に翻訳してもらいます。

これは、とても美味しいです。
This is very delicious.

ちなみに、「これは激ウマ!」をGoogle翻訳すると、これはスーパー馬になります。This is a super horse.
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簡単な例でご紹介しましたが、正しい日本語を入力すると正しく翻訳されます。

情報発信の内容

SNSに投稿する内容は、この3つ。

・短い文
・1~3写真
・タグ付け(外国人目線)

例えば、とある焼き鳥屋さんの場合、

その日に売りたい商品やおススメの一品を紹介。
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「今夜のスペシャルは、豚バラです。ビールと乾杯」
Tonight's special is pork Skewers. Beers and Cheers!

カッコよく豚バラを焼いている大将の横では、ビールを片手に盛り上げるスタッフ&お客様の様子を写真にとって、

外国人目線で関連性のある言葉をタグ付けします。

#japanesebeer
#japanfridaynight
#japaneseizakaya
#portskewers

カフェでイベントがある場合
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「今日は6時から音楽イベントを行います!無料です!みんなきてね。」
We have a music event tonight! It's free! Come join us.

みんなで楽しく準備をしている写真、お料理の写真、ギターの写真などを載せて、関連性のあるタグを付けます。
#cafe
#cafelover
#Coffeetime
#musicevent
#japancafe
#japanesemusic

必須項目

全ての投稿にはこの3点セットを日本語&英語で書いておきましょう!

住所
営業時間
電話番号

プロフィール欄にもお店の詳細を書くことができますが、お客さん側の立場ではそれを探すのが面倒です。

住所の書き方は、Googleの住所に出てくる英語の住所通りに書いてくださいね。

博多駅周辺にある居酒屋さんを例にしてみます。

住所:福岡県福岡市博多区下川端町8-5
TEL:092-281-4340

Address: 8-5 Shimokawabatamachi Hakata Ward, Fukuoka City, Fukuoka, 812-0027, Japan
Phone: +81 92-281-4340
Open Hours: Mon-Sun 4:30 pm to 11:30 pm

英語でのアドレスの書き方は、最後の番地から書き始めて、町、区、市、県、郵便番号、日本の順です。半角で書きましょう!
(全角文字は日本国内でしか使われていません)

電話番号は、日本の国番号は「81」に「0」を除いた番号を書きます。

営業時間は、1~12時間+am/pmの表記を使いましょう。海外ではよく使われています。

営業時間:夕方5時~深夜2時
Open Hours: 5pm to 2 am

ここまで読んで、
「住所、電話番号、営業時間を書くのって当たり前じゃん?」

と思う人がいると思いますが、毎日100件近くのレストランのSNSを見ていると、10%の割合でこの情報が書かれていないお店に遭遇します。

ガッツリとSNSマーケティングにお金を掛けている大手飲食店や有名ホテルでは、もれなくこの情報を書いています。

英語テンプレートをご紹介

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それでは、実際にSNS発信に役立つテンプレートをご紹介します。

ここでは簡単なひな形を作っておきましょう!

大衆食堂・居酒屋を例にご紹介します。

簡単なあいさつ

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Greeting from Fukuoka, Japan! 福岡からこんにちは!

Happy Monday! 月曜日!

Happy Tuesday! 火曜日!

Happy Wednesday day (or Happy Hump day!) 水曜日!
(水曜日は週の半ばなので、こぶ=Humpをイメージして、アメリカではこのように呼ぶことがあります)

Happy Thursday! (or Happy Pre Friday!)
木曜日は、待ちに待った金曜日の前の日なので、前日という意味でPre Fridayということもあります。

Happy Friday, everyone!
みなさん、金曜日ですね!

Almost the weekend!
もうすぐ週末よ!

曜日に「Happy・ハッピー」を付けると何曜日でも使えます。

おススメの紹介

The Best Izakaya in Fukuoka!
福岡市でNo.1の居酒屋!

Have you ever had XXX? Try it!
XXX食べたコトある?試してみて!

Real Japanese Foods!
本物の日本の食べ物だよ!

Best Japanese XXX on Earth!
地球上で一番おいしいXXX!

イベントの告知
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Save the date! Party Night!
この日の予定を開けておいてね!パーティーナイトよ!

Check it out our new menu! 新しいメニューをチェックしてね!

Get together, have fun! 一緒に楽しもうね!

まとめ

今回は、レストランの情報発信で気を付けるポイントについてご紹介させて頂きました。

SNSの発信を頑張っている人で、今後は海外からのお客様にもお店の良さを伝えたい方は、是非参考にしてみてください。

投稿には住所・電話番号・営業時間の3点セットを忘れないで下さいね。

最後になりますが、外国人マーケット向けのWebサイトやSNSについて、外国人の目線でのサポートを始めました!

ラスベガスにあるレストランなどの現地情報もお伝えできると思いますので、ご興味のある方は、以下の画面をクリックしてください。

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