メンバーが見えていない所を照らす

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ビジネス・マーケティング
メンバーが持ってくる提案を見ると、一生懸命考えたことはわかるものの、筋が通っていなかったり、手段が目的になっていたり、独りよがりな部分最適になっていたりすることがあります。

そんな時、僕は、メンバーが見えていない所にスポットライトを当てて、何が見えるかをメンバーに考えてもらう(=答えを言うのではなくメンバーから答えを引き出す)ようにしています。

具体的には、例えば 「問題はこれだと資料に書いてあるよね。でも、それが解決されるはずのこの方策を実行したら、本当にその問題が解決するのかな?どう思う?」、或いは、「(方策が)チェックリストを作って毎回全員に記入してもらう、とあるけど、毎回これだけの項目をみんな真面目に確認してからチェック印を入れるかな?」などです。そこから始めて徐々に深堀りし、どこでつまづいたのか、どういう視点が足りていないのか、順番にスポットライトを当てていきます。

提案者である本人には見えていないところに焦点を当てて、(こちらからは決して教えずに、質問を投げかけて)考えてもらう。こうしたことを何度も何度も繰り返していると、少しずつですが、メンバーが持ってくる提案のレベルが上がっていくような気がします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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