こんにちは。ケーズオンラインスクールのケーズせんせいと申します。
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宿題とは?
「宿題をやらせるのに苦労した」というのは、小学生のお子さんがいらっしゃるおうちにとってのあるあるですよね(^^;)
では『宿題』がなぜあるのかについて考えたことはありますか?
宿題は
◆繰り返し学習することで学力の定着をはかる
◆家庭学習の習慣をつける
というとても大事な役割があるのです。
家庭学習の習慣というのは
①集中して解く
②丁寧な字で書く
③問題文をきちんと読む
④わかるまで調べる(全問正解を目指して仕上げる)
です。
そもそも宿題は習っていないところは出しません。なので学校の宿題であれば教科書・ノート、塾の宿題であればワーク類をみればわかります。必ず一度は解いてる問題なんですから。
もしお子さんが「宿題でわからないところがある」と聞いてきたら「そのまま持って行って先生に聞いたらええやん」とはしないでいただきたいのです。
これの何がいけないのかというと「わからないって言えば全部仕上げて持っていかなくていいんだ」ということを教えているということになります。そうなるとじっくり考えずに「わからん。このまま何も書かずに持っていこう」となり、宿題をやらずに持ってくる、もしくはほとんど空欄ということになります。
おうちの方の役割は?
おうちの方には宿題をチェックしていただきたいのです。チェック項目は
◆きちんと名前が書けているか
◆誰が見ても読める字で書いているか
◆雑に解いていないか
これは1分もかからずにできることです。
字が雑であれば絶対に集中できていないし、間違いも多いです。
これを幼児・小学校低学年のうちにしっかり身につけておけば、必ず学力アップします。おうちの方も高学年になってまでチェックしなくてよくなります。
理想は低学年まででですが、高学年でも遅くはありません。小学生が一番怖いのは、高学年といえど”お母さん”です(笑)親の本気は必ずお子さんに伝わります!これまで、親の介入で立て直してきた子を何人も見てきました。塾に来ている間は先生の責任でやらせることができますが、やはりおうちでの事はどれだけ注意をしても、その場にいない先生のことは聞きません。
宿題は誰のため?
宿題は”空欄を埋めたことを先生に見せるためにやるもの”ではありません。自分の学力向上のためにやるものです。宿題を適当にやってくる人は、塾に来てからの時間を宿題の直しに使うことになり、塾でやる予定だった新しい単元の学習が進みません。そして学習の進度が遅れていき、わからないところがますます増えていくという悪循環になってしまいます。
おうちの方は先生の代わりに勉強を教えることはしなくて大丈夫です。ご家庭でしか身に付かないもの→”勉強するという”生活習慣を身に付けていただきたいのです。先ほど書いた
①集中して解く
②丁寧な字で書く
③問題文をきちんと読む
④わかるまで調べる(全問正解を目指して仕上げる)
ができているかをチェックするために、おうちの方は
◆きちんと名前が書けているか
◆誰が見ても読める字で書いているか
◆雑に解いていないか
を見てください。これがお子さんの身に付けば、言わなくてもやるようになり、結果、親は楽になります。
勉強に近道はありません。毎日コツコツです。
お読みくださりありがとうございました。