育児書や赤ちゃんの本には書かれていないけれど、知っていてほしいな。と思うことを綴っていきたいと思います。
不安になったりすることもあったり、妊娠時期は体も心も不安定。
でも赤ちゃんがまだ生まれていない今の時期に、知っておいてほしいって思うことがあります。
育児書の書いているようなことは書きません。
ママがこれから子供を育てていくうえで大切なマインドセットです。
出産前はワクワク?不安?赤ちゃんグッズをそろえたら完璧だ!と思っていませんか?
ベビーベッドにべビー服やおむつなど赤ちゃんがいつ生まれてきても大丈夫!そんなワクワクしている間だとおもいますがちょっと耳を貸してください。
大変な思いをして赤ちゃんを出産すると、それからはお母さんは自分のことは二の次にして、赤ちゃんを全力で育てていかなければなりません。
朝から1日中、赤ちゃんの様子を見ながら元の生活に戻る準備もしてくのですす。
いくら体がきつくても、赤ちゃんを育てる主力はお母さんなのです。
出産をする場所によってもだいぶ状況は変わります。
里帰り出産をする人、自宅と実家が近くで両親(おじいちゃんおばあちゃん)がいつもお手伝いに来てくれる人、核家族で自宅の近くで出産し夫婦だけで育児をスタートする人。
自宅と実家が近くにあることが一番いい
自分の両親(おじいちゃんやおばあちゃん)がいて何かあった時はすぐに助けてもらえるでしょう。
また、それぞれ落ち着く家があるので、適度な距離を保ちながら子育てをすることが出来ます。
おじいちゃんおばあちゃんも疲れなくて、双方利点が多いのではないでしょうか?
里帰り出産をする人。
里帰りをしている時に、自分の体がある程度回復したら、自宅に帰った時に困らないように育児・家事をやれる練習をぜひしてほしいと思います。
自分の両親にただ甘えてばかりの期間を過ごすのではなく、自宅に戻った時に心も体も困らないようにしてほしいのです。
私がそうだったので、自宅に戻った時は本当に大変だ。と痛感したことを覚えています。
いづれは赤ちゃんをあなたと旦那様とで育てていかなければならないのです。
実家でのんびりばかりしていて、いざ自宅へ持った時に困らないように、小さな習慣を身に着けていくことで、お母さんのイライラや夫婦の関係もぎくしゃくすることなくやっていけます。
そして、その習慣はいずれ子供の人格や、子供が育つ過程でも大きく影響してきます。
核家族で自宅の近くで出産する人。
核家族の人は、出産後、退院すればすぐに大変な育児と家事が待っています。
体も回復していないのに、家事も育児もしなくてはならないとなると、
最初からかなりのストレスになります。
だからこそ、出産する前にしっかり産後の家事と育児について計画を立てる必要があります。
そして、一番協力してもらう旦那さまとのルールつくりも大切になってきます。
旦那さまもお仕事があるうえでの家事や育児の協力をしっかり考えて、産後に余裕のない気持ちで向き合うことのないように、産前にルールを決めておく必要があります。
そしてもう1つ大切なポイント!
だんな様と赤ちゃんの触れ合う時間を多くとる!
触れ合うことが多くなると、赤ちゃんを見てほしい時にスムーズにいくからです。
とにかく1日になるべく多く触れ合う時間をとってもらいましょう!
父子感情も芽生えていいことがたくさんでです!!
産前に知っておくと楽になる育児のスタート時期のルール5つ!
1.生活習慣を整える。
タイムスケジュールを立てる
2.自分の体をいたわる時間を必ずつくり、体を元に戻す
3.旦那さまがいるときに協力してもらうことをルール化する
4.旦那様がいるときに家事をすべてやれる計画をつくる
5.赤ちゃんと二人のときこそ、赤ちゃんのことだけをお世話できる時間を持つ(家事はしない)
1~5をうまく組み合わせてタイムスケジュールを立てる
一番大切なポイントです。
旦那さまの仕事の時間帯がそれぞれの家族で違うと思いますが、
産後の体が回復していないときは、旦那さまの生活習慣に合わせて、
自分の体を回復させるよう努めましょう。
たとえば、だんな様が朝出勤して、夜帰宅というサラリーマンの一般的な生活スタイルの場合。
例)◆だんな様7~8時に出勤の場合:
出勤の1.5時間くらい前:家事をはじめる(朝食・洗濯、掃除・夕食の下ごしらえなど)
旦那さまには自分の準備をしつつ、赤ちゃんを見てもらう
◆午前中:家事を終了する(赤ちゃんを見ながら出来る家事)
*洗濯物も洗う日・洗う物を分別し出来るだけ、お母さんの負担を減らすようにします。
◆午後:赤ちゃんと自分のだけの時間をたっぷりとる赤ちゃんのお昼ねの時にこそ、自分の体の回復のため休養を取る
◆夕方:旦那さま帰宅時に家事を再開
◆旦那さまに赤ちゃんを見てもらう
◆就寝
*買い物は週に1度、買いだめをして極力外出を控える。
今は便利な宅配サービスが充実しています。
家計と相談しながら、お母さんの体調の回復を一番に考え賢く利用することをお勧めします。
こんな風に日中の時間に家事をしない習慣を作ることで、お母さんの体と心をゆっくりと落ち着かせることが出来ます。
両親がきてくれたり、兄弟が面倒を見てくれるという場合もその時間を利用して家事をやってしまう。という習慣を持つのもとても楽になります。
これから赤ちゃんは少しずつ成長していきます。
大切な自分の子供の成長を見ることもお母さんにとっては嬉しいことなのに、お母さんの心に余裕がないとその嬉しいことさえもイライラに変わったりと、赤ちゃんとお母さんにとってもいいことではないのです。
子どもを育てるには、お母さんの余裕のある気持ち(愛情)がとてもとても必要で大切
子どもがこれからどんな子供になるのかも、お母さんの気持ちに大きく左右されるといっても過言ではありません。
子どもがおおらかで、自分のことも他人も大切にでき、自立した人になれるのはお母さんの小さな習慣が積み重なってできていきます。
赤ちゃんが生まれる前にこんな話をしても実感がわかないかもしれませんが、知っておくと、その時々に直面したとき焦らず、対処ができるはずです。
私は里帰りでも両親にそういうことを教わらず、ずっと甘えてばかりで、母の体調が悪くなったのを機に、父から半ば追い出されるように、自分の自宅に戻りました。
本当に何もかもわからず、無駄に1日をすごして、家事もろくにうまく回せず、旦那さまのワイシャツもくしゃくしゃのままという日があったりと、
情けなく不出来な母親・妻でした。
それから25年以上経ちますが、出産した後のお母さんの状況は今も昔とさほど変わっていないように思います。
スマホの普及で情報がたくさん溢れすぎて、いろいろなものにお母さんは気が取られ、散漫になりがちで、赤ちゃんに向き合うことがなかなか出来なくなりつつあるようない気がしています。
そういうことが積み重なると、子供も心が満たされず、不安定になり、いろいろな問題が起こってくるように思います。
古い考えといわれそうですが、子供を産むという決心をした時から、お母さんの責任は重いのです。
後にお母さんが自分の首を絞めないでいいように、子供としっかり向き合う習慣を付けていってほしい
それが子供が健全に育つ必要不可欠な条件なのです。
子どもはその時々で成長し、変化していきます。
児童のときは児童の心、思春期になれば思春期の心が出てきます。
その大切な時にこそお母さんの愛情をきちんと向けてあげないと、子供の心は寂しいとお母さんの気を引くために違った方向で主張し始めます。
それが、不登校になったり、引きこもったり、いじめたり、、
そんな状況になってほしくないと思うことと、お母さんの気持ちを子供に向けるを大切にしていただくために、これからブログを書いていきたいと思います。