ありがとうの押し売り
気が付くと私は何かをしてもらったことに対する「ありがとう」という言葉を発しています。
それがどんなに小さなことでも、そんなことにお礼がいるのか?と言われるようなことにでも。。
でもそういう風に思っているから出てくる言葉「ありがとう」なんですが、、
この「ありがとう」を言いすぎると父親に怒られたことがあります。
お前はありがとうを言いすぎで、恩着せがましいと。。
結構なショックを受けて、いまでも父親の前で「ありがとう」を言う時は身構えてしまいます。
どうしてそんなことを言われるのか、今でもかわからいないです。
ありがとうを言って怒られる私、、、
どういう風に気持ちをもっていけばいいかわからない。と思いました。
認めてもらえた「私のスタンス」
そんなとき、たまたまカウンセリングを受ける機会があり、わたしのたくさんの「ありがとう」の言い過ぎに”いいことだ”、とその方は受け止めて褒めてくださいました。
単純にうれしかった。
救われました。
胸のつっかいが取れました。
目の前が明るくなった。
気持ちが楽になり、私は私のスタンスでいいのだ。と思えました。
私のスタンス。
感謝を感じた時は「ありがとう」
出来るだけ誠実に相手と向き合う。
でも、私はずっとそんな風に相手ファーストで生きてきたから、
自分のことがどうであるということを考えたことがありませんでした。
自分を好きになるというミッション
そのカウンセリングの先生は、”極上に私自身を好きになる”を意識してください。と私に言ったのです。
私自身を極上に好きになる?? 難しい。と思いました。
どういう風にしたら自分のことが好きになるのか?
価値観
自分自身を好きになることはどういうことか?
考えても考えてもわからないままずっとという時間が続きました。
まず、自分の価値観を大切にする。ということをその先生は私に
何度も伝えてくださっていました。
自分の中で大切にしている思いや気持ち、いつも揺るがず根底にあるもの。
私の価値観は「感謝」だと思っています。
自分の価値観を大切にして、その価値観に沿って生きていくことが私らしいのであり、すると私は私らいい自分を好きだと感じるのだろうと思いました。
実際、ありがとうを連発する私はそのことを認めてもらったので、ありがとうの連発をためらわずやれています。
するとそれが私のスタンスなので気持ちがいいのです。
これが私らしい。というのだと思います。
私らしいを毎日遂行すると気持ちがいい。楽になる。
大勢の世の中より、少人数に認めてもらえる方がうれしい。
私という人間を認めてもらえたという喜びはすごく大きいです。
大勢の中の誰にも見つけてもらえない1人より、少ない人の中で私という存在を認めてもらい、付き合ってもらう。
これほど心が満たされることがあるのかな、、
今まで、自分のスタンスを批評され、自分を責めてきた私には救い一手でした。
もちろん私の味方はほかにも何人かいますが、
私の奥深い部分を見つけて認めてくれたという事が私の人生において最重要で大切事項になります。
単純に嬉しい。
ということで私は私を「好き!」と言いたい。
まだまだ自分自身を好きになるということが、もっと奥深いものだと思っています。
「ありがとう」のスタンス問題を解決できただけでは、足りないのかもしれません。
だけど、1つクリアしたには間違いありません。
私は私をすこし好きになりました。
自分を許せました。。
私のように自分を好きになれないという人に少しでも響いてくれればいいなと思い、この記事を書いてみました。
そして、私はきっとこういう人は多いとおもっていますし、私が役に立てることがきっとあると思っています。
そう思ってカウンセラーになりました。