【失恋】相談しづらい理由は悩みを比べる心理にあった

記事
コラム
こんばんは、神谷百音です。



失恋した辛い気持ち。
誰かに相談したいけど、できない…
ひとりで抱え込んでしまっていませんか?



私自身も失恋をしたとき
誰にも相談できずに閉じこもっていました。


その中でも大きな理由が
「自分の悩みは大したことない」
と思っていたから。



誰かに相談したいけど
こんなことで相談するのは恥ずかしい

もっと辛い思いをしている人が
世の中にはたくさんいる

自分の中では大きな出来事であっても
他の人に比べたら
「そんなことで落ち込んでいるの?」
なんて言われてしまいそう
って考えていました。




今回は失恋の悩みを抱え込んでしまう原因について
私の体験したことも含めて考えてみました。


過去の私と同じように
比較しては引け目を感じてしまい
相談することをためらってしまったり

こんな悩み自分で何とかしなくてはと
頑張りすぎてしまったりしている人へ
少しでも参考になりましたら幸いです^^




◎なぜ悩みの大きさを比べてしまうのか



ちょうど私が失恋したころ、
周りは仕事や恋愛、結婚と
人生のステップを進んでいるような時期でした。



大学の友達から聞く
仕事の悩み

最近結婚した友達からは
新しい家庭環境の悩み

最近はSNSでも間接的に
同級生だった子たちが
悩んでいる様子を知れたり

自分と年齢が近い子たちが
どんなことに悩んでいるのか
簡単に知れるようになりました。




あの子のほうが大変そうだ
私の悩みは小さなことだ
私の頑張りが足りていないから悩んでいるんだ

無意識にも、自分の状況と比較して
自分が悩んでいること自体が
恥ずかしいように感じていました。




そもそも
なぜ悩みを比較してしまったのでしょうか…?



人は自分の能力や状況、感情を
他人と比較することで
自分の立ち位置を確認しようとする傾向があるとされています。


特に、失恋などマイナスな感情など
自分の行動や感情に自信が持てないときほど
無自覚に比較しながら、
正しい反応を見つけようとしているのだそうです。




だから、他の人の大きな問題や苦しみを知ることで
自分の失恋の痛みは
「取るに足らないこと」
だと感じてしまったのです。



でも、
それって本当に正しい反応でしょうか?




◎悩みや感情は数字で表せない



失恋に悩んでいたとき
仕事もうまくいかなくなり
どうにか現状を抜け出そうと
手あたり次第に情報を探していました。



あるとき、心理学系の本を読んでいた時に
感情に関する項目が出てきて

そもそも感情って何なのか?
ということを考えるきっかけになりました。



私は生粋の理系派で
答えがはっきりしている数学が得意
心情を読み解く国語などは苦手

答えがはっきりしない感情なんてものは
特に苦手意識がありました。



だから自分の気持ちも
どこかに理解できない部分があって

分からないからこそ他の情報と比べて
自分が求める理想像から遠ければ

その感情は間違っている
そんな悩みは恥ずかしい
「不正解」として自分を否定していました。



けれど
心理学の本を読み進めていくと
ありのままの自分を受け入れることについて
書いてありました。



自分の中で生まれる悩みや感情は
人それぞれに違いがあって
一般化できないし
数字で表すこともできない

答えがいくつもあってもいい
正しいも、正しくないも、どちらでもない



私はかなり衝撃を受けたとともに
腑に落ちた感じがありました。




例えば
自分が理想としている人が
私と同じ経験をしたとして、
私と全く同じ悩みを抱くでしょうか?
私が想像している正解の感情を抱くでしょうか?


人それぞれ感じ方が違うもので
完全に一致することはないと思います。



だから、
私が感じているこの気持ちは
私だけの唯一のもの。



そう思えたときに
失恋で悲しい、苦しいと思う感情や
この状況を抜け出したいという悩みは
私だけの、私が一番の痛みであることに
気づきました。




◎悩んでいる自分を許すこと



どんなに幸せそうに見える人でも
悩みは抱えているもの。



特に、失恋というのは
それぞれ事情が違うので
本当に人の数だけ悩みが存在します。



自分が悩んでいることだって
当然だと思うのです。



だって自分が生きてきた中で
こんなに大好きな人との別れを
経験しなきゃならなかったんだから。


悲しいし、苦しいし、
この行き場のない気持ちをどうすればいいのか
これからの私はどうなっていくのか
思い悩むことがたくさん出てきます。




こうして悩むこと
色んな感情が出てくること
これを比較して否定してしまうことが
何よりも大きなストレスとなっています。


…私も体験したのですが、
ずっと心にもやもやした状態でいたときは
何もやる気にならず

最終的には
食欲も無くなり
眠れなくなってしまったり
寝てもすぐに目が覚めてしまったり

体に負担がかかるようになっていました。




けれど気持ちだけは焦っていて
元の自分に戻りたいのに
なんでこんな状態に…と
さらに落ち込んでしまうばかり。



そんなときに出会った
悩みや感情の捉え方を知って
自分の悩みや感情を不正解とせずに
とりあえずそのまま感じてみる、をやってみました。



とにかく今感じていることや
何を悩んで、何を不安に思っているのか
思いつくままに書き出してみたのです。




すると
今まで気づいていなかった自分の苦しみや
抱え込んでいた悩みが
どんどん書き出されて行って…

そのノートを見て
結構抱え込んでいたんだな自分…と
新たな一面を見つけた気がしました。



「そんなこと思っていたんだね」
「辛かったんだね」

と自分に声をかけてあげたところで
心と頭が少しスッキリしていました。





悩みや感情を言葉にすること
最初はすごく怖かったし、抵抗感がありました。



自分が見たくない自分が
見つかってしまうかもしれない

否定していた部分や
比較して恥ずかしいと思っていた部分を
自覚しなければならなくなる


最初に書き出したノートは
無意識にでも取り繕っていたと思います。



けれど
続けていくうちに
取り繕うこともなくなっていき
自分の本心が書けるようになっていきました。




こうして言葉にすることで
私は少しずつ自分が分かるようになって
人と比べなくてもいいんだと
思えるようになっていきました。




この記事を読んでくれているあなたも
ご自身の悩みを抱え込んでいるのではないでしょうか。


個人的に
悩みを誰かに相談するって
結構ハードルが高いことではないかと考えていて。


自分の過去をひとつずつ説明しなければならないことは
相当なパワーが必要で、勇気のいることです。


「相談する」というパワー自体を
回復させてあげることも必要だと思っています。




だからこそ
どんな小さな悩みだとしても
私にとっては重要なものだと
自分を許してみてください。




自分の悩みへの向き合い方が変わっていき
自分に少しだけ優しくなれるようになり
パワーの回復や心の癒しに繋がっていきます。



あなたの心が少しでも
穏やかになりましたら幸いです^^



本日もお読みいただきありがとうございました!
またお会いしましょう^^





□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

相談する勇気が出ない
失恋のことを話しづらい

だけど、どうにかしたい…



そんなあなたへ
失恋した心を癒すガイドをお届けしています。



こちらのサービスは、
誰かと会話しながら相談するのではなく、
テキストに沿って、
自分のペースで自分と向き合う形で進めていきます。



「どうにかしたい」というお気持ちに寄り添いながら、
少しずつ前に進むお手伝いをします。



相談しづらいことを抱えていても大丈夫。
あなたは決してひとりではありません。


自分の心に寄り添う時間を、一緒に作りませんか?



□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す