日本人はグルテンフリーをする必要はない?

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パンや麺は主食として学校の給食でも提供される身近なものです。グルテンは揚げ物の衣や調味料まで様々な食品に含まれています。しかしグルテンフリーをしても栄養素が不足して体を壊すことはありません。

唯一のデメリットは食べる物が限定されストレスを感じることです。

そんなストレスを抱えてまで、グルテンフリーをする必要はあるのか、について考えてみたいと思います。

日本ではセリアック病の人はごくわずか

セリアック病は、グルテンが小腸の炎症を誘発し強度の栄養不良を起こす病気です。早期にグルテン除去食をすれば小腸粘膜は回復しますがグルテンを取り続けると、細胞が破壊され元に戻りません。

セリアック病は、遺伝的素因があって小腸粘膜が弱い人が、グルテンを摂取することで発症するとされています。

セリアック病の患者さんの約95%は、HLA/DQ2、DQ8という型の遺伝子を持っていると言われています。

日本人で、この型を持つ人は1%未満・・と推測されており、海外に比べて稀な病気です。

日本人でもグルテンフリーをした方がよい理由

セリアック病は海外の病気だから、日本人はグルテン取っても大丈夫、と言う人もいます。でも私は日本人でもグルテンフリーはした方がいいと思います。

グルテンフリーをした方がよい理由

◇セリアック病の認知度が低く診断されていないだけ・の可能性
日本ではセリアック病の認知度が低いため、初期症状で下痢や腹痛が続いてもセリアック病と診断されることが少ないそうです。

◇遺伝子検査が大々的に行われていない
遺伝子検査が大々的に実施されていないので、遺伝子型を持つ人の割合は分からないとの指摘もあります。実際、Ⅰ型糖尿病やリウマチなどの自己免疫性疾患の方はセリアック病の遺伝子を持つ割合が高いそうです。

◇環境や感染などで発症する可能性がある
セリアック病の遺伝子がない人でも、グルテン摂取量が多い環境やウイルス感染で発症する可能性も示唆されており、アジア地域でもセリアック病が増加しているそうです。

◇自己免疫性疾患を悪化させる可能性
Ⅰ型糖尿病やリウマチなどの自己免疫性疾患の方はゾヌリンが多く小腸粘膜の物質透過性が高いことが分かっています。

小腸は、細胞同士の密着結合(タイトジャンクション)により不要な分子を通さないようになっています。密着結合を緩めてしまうのが「ゾヌリン」です。

結合が緩んで不要な分子を通してしまうので、異常な免疫反応が起こりやすくなり病気を悪化させる可能性があります。

◇健康な人でも腸に炎症を起こす可能性
グルテンは分解されにくいため、未消化ペプチドが腸を傷つける可能性があります。健康な人でも毎日たくさんの小麦を取り続ければ慢性的な腸の炎症を抱える事になり、それが全身の病気につながる事も否定できません。

◇小麦の依存性の問題
グルテンペブチドは小麦粉の成分で、エクソルフィンとも呼ばれます。
(アミノ酸がいくつかつながった物を「ペプチド」と言います。)

グルテンペプチドは配列がモルヒネに似ており、鎮痛作用、血圧の低下、食事の摂取量を増加させる作用があります。依存性があるため、ニセの食欲を生み出し肥満を引き起こします。

完璧を目指さす減らすだけでも

自己免疫性疾患がある方は、グルテンフリーをおすすめします。素因がある人もやる価値はあると思います。

それ以外の人はグルテンの依存性を知り、いまより減らす事を心がけるといいのではないでしょうか。

また、何事も完璧を目指すと自律神経が乱れます。楽しく食事を楽しめるようにしたいですね。
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