「本当の自分」は、ひとつじゃなくていい。〜心をふわりと軽くする、居場所の着替え方〜

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毎日を一生懸命に生きていると、「自分らしくいなきゃ」とか「本当の自分ってなんだろう」と、ふと立ち止まってしまうことってありますよね。

特に、仕事や家庭、大切な人との人間関係の中で、無意識に自分を押し殺してしまったり、ひとつの役割に縛られて苦しくなったりすることもあるかもしれません。

でも、心理カウンセラーとして多くの心に触れてきた僕は、もっと自由でいいんだよ、とお伝えしたいんです。

「居場所は、ひとつじゃなくていい」。

そして、「自分という存在も、ひとつにまとめようとしなくていい」んです。

僕たちは、場所や相手によって、無意識にいろんな「顔」を使い分けていますよね。

職場のテキパキした自分、友だちと笑い合う自分、家族の前で少し甘える自分、あるいはSNSの中でだけ見せる、ちょっと繊細な自分。

時々、「相手によって態度を変えるのは、不誠実なんじゃないか」とか「どれが本当の自分かわからない」と悩む方がいらっしゃいます。

でも、僕はそれは不誠実なことではなくて、あなたがそれだけ周りの人を大切にしようと一生懸命に、優しく対応している証拠だと思うんです。

たくさんの「自分」がいることは、あなたの多面的な魅力そのものなんですよ。

居場所を複数持つということは、心の「避難場所」を増やすことでもあります。

もし、ひとつの場所で悲しいことがあったり、心が折れそうになったりしても、別の場所の「別の自分」がいれば、そこでエネルギーをチャージすることができます。

ひとつの世界がすべてだと思い込んでしまうと、そこがうまくいかなくなった時に、まるで自分の全否定をされたような気持ちになってしまいますよね。

だからこそ、あえて「複数の居場所」を持つことを意識してみてください。

それは、大きなコミュニティである必要はありません。

近所の行きつけのカフェの客としての自分、趣味の集まりの中の自分、あるいは、誰にも教えない日記の中だけの自分。

そんな小さな居場所をいくつか持っておくことで、心に「余白」が生まれます。

「ここではダメだったけど、あっちの場所では笑えている僕がいるから大丈夫」。

そんな風に思えるようになると、ひとつの場所での悩みも、少しだけ客観的に見られるようになるかもしれません。

僕自身、カウンセラーとしての自分もいれば、プライベートで失敗して落ち込む自分もいます。

でも、どの僕も、僕を構成する大切なピースなんです。

無理にひとつに統合して「完璧な自分」になろうとしなくて大丈夫ですよ。

今日はこの自分、明日はあの自分、というように、お洋服を着替えるみたいに自分を使い分けてみてください。

心が少し疲れたなと感じたら、今の場所から一歩だけ外に出て、別の「自分」に会いに行ってみませんか?

完璧でなくていい、一貫性がなくていい。

バラバラな自分を楽しみながら、あちこちに心地よい居場所をちりばめていきましょう。

あなたの心には、もっとたくさんの可能性があるんです。

そのすべてを、優しく認めてあげてくださいね。


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