「おめでとう」って言われたい日なのに、心から笑えない自分がいる。
SNSに写真もあげられない。彼からの連絡を待ちながら、スマホを何度も見てしまう。
本当は、「今日は私の誕生日なんだよ」って甘えたかっただけなのに。
でもあなたは知っている。彼には家庭があること。大きな声で祝ってもらえる立場じゃないこと。
だからこそ、どこかで自分の誕生日を小さく扱ってしまう。
「仕方ないよね」「選んだのは私だし」
そうやって自分を納得させながら、ほんの少し、胸がチクっとする。
僕は女性限定で不倫のご相談をたくさん受けています。
その中で、誕生日の話は本当に多いです。
プレゼントが欲しいわけじゃない。
高級レストランに行きたいわけでもない。
ただ、“あなたが生まれてきてくれてよかった”そう言ってほしいだけなんですよね。
不倫の恋は、日常の中では普通に優しくて、一緒にいるときは幸せなのに、
イベントごとになると急に現実を突きつけられる。
クリスマス、年末年始、そして自分の誕生日。
そのたびに、「私はどんな存在なんだろう」そんな問いが浮かんでくる。
でもね。
誕生日を堂々と祝えないことと、あなたの価値は、まったく関係がありません。
誰にも見せられない恋をしていても、あなたが生まれてきた意味は消えません。
あなたは、誰かの“都合”で存在しているわけじゃない。
あなたは、あなたとして、生きてきた証の日なんです。
彼からの連絡がなくても。短いメッセージだけでも。
あなたの人生は、それ以上の重みがあります。
僕は、誕生日に泣いてしまった女性の声を何度も聞いてきました。
「こんなはずじゃなかった」「去年も同じことで泣いてる」
そう言いながらも、彼を責めきれない優しさを持っている。
その優しさは、あなたの魅力です。
でも同時に、自分を後回しにしすぎていないか、一度だけ立ち止まってほしいんです。
もし来年の誕生日も同じ状況だったら、あなたはどう感じるでしょうか。
3年後は?
5年後は?
怖がらせたいわけじゃない。
ただ、未来のあなたが今のあなたに何て声をかけるか、少しだけ想像してみてほしいんです。
「本当はどうしたい?」
その問いに、正直に答えていいんです。
不倫の恋を続けるのも、距離を取るのも、どちらが正しいという話ではありません。
でも、あなたの誕生日をあなた自身がちゃんと祝ってあげることだけは、今日からでもできる。
小さなケーキでもいい。
好きな香水を買うのでもいい。
静かに一人で「よく頑張ってるよ」って自分に言ってあげるだけでもいい。
堂々と祝えなくても、あなたがあなたを祝うことは、誰にも止められません。
恋の中で小さくならなくていい。
あなたは、ちゃんと愛される価値のある人です。
もし今、誕生日が近づくたびに苦しくなるなら、一人で抱えなくて大丈夫です。
誰にも言えない気持ちほど、言葉にしたとき、少しだけ軽くなります。
あなたの気持ちを、否定せずに受け止める場所はあります。
無理に強くならなくていい。
泣きながらでも、あなたの人生は前に進んでいます。