彼が弱っていると放っておけないあなたへ——それは優しさ?それとも“役割”になっていませんか?

彼が弱っていると放っておけないあなたへ——それは優しさ?それとも“役割”になっていませんか?

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コラム
彼が落ち込んでいるとき。
仕事で失敗したと言われたとき。
家庭のことで悩んでいると打ち明けられたとき。

あなたは、気づけば自分のことを後回しにしてでも、そばにいてあげようとしていませんか。
「私が支えなきゃ」
「私まで離れたら彼はひとりになってしまう」

そんな思いが、胸の奥から自然に湧いてくる。
それは本当に、あなたの優しさです。

でも同時に、その優しさがあなたを少しずつ疲れさせていないか、僕は心配になることがあります。

心理カウンセラーとしてたくさんの恋愛相談を受けてきましたが、弱っている男性を前にすると母性が刺激される女性は本当に多いです。

頼られることで、自分の存在価値を感じられる。
必要とされることで、安心できる。
それ自体は決して悪いことではありません。

けれど、彼が元気なときはそっけないのに、弱っているときだけあなたを求めてくる場合。

その関係は「対等」ではなく「支える側」と「支えられる側」に固定されてしまうことがあります。

恋愛は本来、どちらかが常に救う関係ではありません。
お互いに弱る日もあれば、お互いに甘える日もある。

それが自然な形です。
彼が弱っているときに放っておけないあなたは、とてもあたたかい人です。
でも、あなたが弱ったとき、彼はちゃんとあなたを支えてくれますか。

ここは一度、静かに自分に問いかけてみてほしいのです。
優しさは美しいものです。
けれど、優しさの裏に「見捨てられ不安」や「必要とされたい渇き」が隠れていることもあります。

僕は、優しさは自分を削ってまで差し出すものではないと感じています。
あなたが笑っていられる範囲で与える愛こそ、長く続く愛です。

彼の問題を全部背負わなくていい。
彼の人生は彼のものです。
あなたは彼のカウンセラーでも母親でもありません。
ただの「恋人」でいいのです。

弱っている彼を助けることは素敵なことです。
でも、あなたが無理をしてまで守る必要はありません。
もし今、少しでも疲れているなら。

その疲れは、あなたの心からのサインです。
優しさを向ける前に、まずは自分を抱きしめてあげてください。
あなたが幸せであることが、いちばん大切なのです。

恋愛は、誰かを救うことではなく、ふたりで安心を育てるもの。
今日も頑張っているあなたへ。
どうか、自分の心も大切にしてくださいね。


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