教授に電話もしちゃったよ。

記事
学び
イルカの研究ができるなら、大学に行くのもいいかも♡

と思いながらも、まだ少し、半信半疑の私。

担任の先生と進路についての面談があった。

私が事前に書いたプリントを見ながら、
「大学に行きたいかどうかはまだわからないけど、
行くんだったら、海洋生物学・イルカの研究がしたい。」
と私の書いた文章を読み上げる先生。

ちょっとキョトンとした感じで。

そうよね。
多くの生徒はおそらく逆だものね。

その後、どんな話をしたのかは覚えていないのだけれど、
私は海洋学部、水産学部などイルカの研究ができそうな大学や、
研究している教授のことを調べることにした。
(生物の先生は約束通り、海洋生物系の論文の小冊子を私にくれた。)

大学に電話して、教授と直接話させてもらったこともあった。

ある教授はこう言った。
「うちでは、イルカの研究はしていないんだけれど、
あなたのようにこれがやりたいっていうのがあるのは
素晴らしいことだよ。なかなかそういう学生は少ないんだ。
頑張って下さい。」

と、問い合わせたことを褒めてくれ、アドバイスもくれた。

小冊子に論文を載せていたイルカの研究をしている教授とも
電話が繋がった。
この教授は現実的な話をしてくれた。

「最近は、イルカの研究をしたいという学生も増えてきてね。
イルカの研究といっても色々あるけど、イルカの何の研究がしたいの?」

私はイルカが好きだから、イルカの研究なら何でも良い。
という考えもあったのだけど、
何がしたい?と聞かれた時、ふっと浮かんだ答えを言った。

「かなり前に、(イルカは頭脳が高いから)
イルカと人間が会話できるようになるかもしれない。
と言って、そういう研究をしている方々がいると聞いたとこがあるので、
そういう研究に興味があります。」

教授
「まあ、そういう研究もあるけどね、かなり難しいと思うよ。
僕はイルカの生殖について研究しているんだ。
船を出して何日も海に出て、イルカの群れが見つかったら、
頭数を数えるとか、実際は地味で泥臭いことをしているんだよ。」

小冊子を読んでいたので、生殖系の事を研究している教授だということは
何となくわかってはいたのだが、ちょっと反応に困ってしまった。

その学部に受かったとしても、
その教授に付けるとは限らない(=イルカの研究ができるとは限らない。)
ので、私は、どうやって生徒を選んでいるのか尋ねた。
「成績で決めるのですか?」などと聞いたら、

「成績だけでは決めないよ。色々な兼ね合いがあるからね。
でも絶対この研究室に入れるという保証はないよ。」

私は他にもいくつか質問をしたけれど、丁寧に答えてくれた。

この教授はイルカ研究では有名な教授で、
私はこの大学のこの学部に入りたいかも。と思い始めていた。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す