ドイツ語暗号解読 「新世界より」①~映画の中のアメリカン・ドリーム~

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リ、リピーターさんが!!
再度、ポストカードの解読依頼をしてくださいました。
どうもありがとうございます!感激です!
今年はなんか・・・異常気象というだけでなく、何かが・・・クル?のかも!!

依頼主様いわく「今回は、グーグルレンズでも判別できるので、難易度は高くないはず」とのこと。
ふふん、すでに私はPapの解読、1910年戦前のドイツ語ポストカードの解読に(ほぼ)成功しているわけですから、「ほほう、どらどら、見せたまえよ」と、なぜか自分が大船に乗った気分で頂いた画像データを見ました。

・・・・なんで?なんで?
確かに、ポストカードは1953年、戦後のもの。文字も比較的はっきり書かれているが・・・どーして、万年筆で書くかな?!
インクの具合で、文字が丸まってしまったり、つぶれてしまっている部分があちこちにあり、読めない・・・!!

試しに、グーグルレンズに解析をやってみてもらうと・・・
!!!
目の錯覚かな?
グーグルレンズさんが、ちいかわに見えてきました。
草むしり検定5級に落ちちゃう「ちいかわ」です。
うん、君は頑張ったよ、頑張った!!
その頑張りは評価する!!
無茶なお願いした私が悪かった。
それにそもそもで万年筆の滲んだ文字でポストカードを書くコイツが悪い!
だから泣かないで!泣かないで、ちいかわ!

さらに、宛先住所はオーストリア、ウイーンです。
オーストリアドイツ語も、普通のドイツ語と違う。後日検証しようと思いますが、スイスドイツ語では苦労しているので、これは心してかからねば・・・。

ブログで「ドイツ語暗号解読 イギリスの息子編」を先に書き上げてしまいたかったので、長めにお時間いただきました。ブログも、世界観壊れないうちにぱーっと書いてしまいたかったので・・・。
やっぱり、暗号解読シリーズは臨場感を味わって頂きたいですからね!

今回は、解読の臨場感、というよりエモーショナルな方の雰囲気を味わって頂きたい。
なにせ「新世界より」ですからね。
宛先はウイーン、アメリカから発送されている。
アメリカ、マサチューセッツ州ボストン、マサチューセッツ総合病院の絵葉書です。

先にこちらの曲のリンク貼っておきます。
ドヴォルザーク「新世界より」かと思った方もいらっしゃるでしょうが、あれは長いので・・・
DA PUMP U.S.A!!
が!なんか・・・ちがーう!ポストカードのイメージに合わないのです。
色々探した結果、なぜか、ハマショー。

ぜひぜひユーチューブのサイトで見てくださいね。

いろんな方がコメント書いてます。自分とこの曲の思い出なんかを書いている人もいるので、ぜひ読んでみて!私は世代的にハマショーではないのですが、おじさんたちは好きですよね。

私はべたな日本人なので、ハマショーと聞くと「だーれーもがーうぉううぉううぉううぉう~」と、頭の中で流れ、自動的にチョロの悲劇的なシーンを思い浮かべてしまいます。貧相なイメージ力ですみません。

今回は、割とスタンダードなポストカードです。
内容的にという意味で。
まず、「〇〇さんへ」と始まり、「『新世界』に到着しました!」と報告をしているのでした。

この「新世界」die neue Weltときたら、アニメ好きな方々は「銀河英雄伝説」を思い出すかもしれませんね。実は私も(笑)
ポストカードには、die neue Weltの次に何か書いてある。Aに見える文字から始まる単語。文法的にみると、die neue Weltを説明するような、何か別の言葉っぽいんですけど・・・残念ながらAmerikaではない。
形状的に似ているのですが、Amerikaではない。
DSCN1760[2].JPG



Die neue Weltで連想するものってなんだろ・・・とドイツ語で色々検索してみたら、「新世界と言えば? クロスワードパズル」という検索結果が出たので、ちょっと覗いてみたら、「Amerika」って出た。
うん、だから、そうじゃなくてさ・・・と、「新世界 アメリカ以外」で検索したら。。。「USA」って出てきた。

あははー。新世界って言う割には、かなり固定化した言葉なんすね「新世界」って。
新世界っていう言葉自体もうノスタルジーなんすね!!

「新世界」という言葉で、ワクワクすることができるのは、もはや日本人だけかもしれません。
日本人的には「新世界」でイメージできるものは、アメリカ以外にもたくさんあります。

そのアメリカというイメージですら、ほんと、色々ありますからね!
ポストカードは1953年のもの。
1950年代のアメリカだけでも様々なイメージが浮かび上がります。
マリリン・モンロー、オードリー・ヘプバーン、映画の黄金期。アメリカ映画と言えば、カウボーイやインディアン、ウェスタン・・・
戦後の好景気、全米がイケイケムード一色だった時代です。
文句なしのアメリカ・アズ・No1!!

日本では、「新世界」といえば、銀河英雄伝説だけでなく、アニメ「新世界より」、「すばらしき新世界」はSF小説、大阪の「どこが新世界やねん」なあの感じとか。。。
「新世界より」ドヴォルザーク、それ関連でアニメ「青のオーケストラ」とか、曲が学校の下校時間にも使われていたことから、放課後、下駄箱で♡みたいなことを連想する人もいるかもしれません。
新世界秩序、陰謀論を連想する人もいるかもですね・・・。

1953年、当時はアメリカン・ドリーム真っ最中!
様々な夢を抱き、チャンスを求め、世界中の若者がアメリカを目指していたのでした。

まだ知らぬ世界、新世界。そこへ行けば、この閉塞感漂う、固定化した古い世界から抜け出せる。面白いことが待っているに違いない!
古い大陸、ヨーロッパの若者にとってはどんなに魅力的に思えたか。特に戦後のドイツやその周辺国の状態は、当時のアメリカとは正反対だったでしょう。

俺たちが最前線!歴史を作るのは俺たちだ!!
文字通り、冒険の予感、俺たちの冒険はこれからだ!なのでした。
若者が夢を見られる世界、飛び込める新世界があること。
それだけで、時代の勢いを感じますね!

だが、人はその後現実を知るのです・・・
つづく

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