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ドイツ語暗号解読 「新世界より」①~映画の中のアメリカン・ドリーム~

リ、リピーターさんが!! 再度、ポストカードの解読依頼をしてくださいました。 どうもありがとうございます!感激です! 今年はなんか・・・異常気象というだけでなく、何かが・・・クル?のかも!! 依頼主様いわく「今回は、グーグルレンズでも判別できるので、難易度は高くないはず」とのこと。 ふふん、すでに私はPapの解読、1910年戦前のドイツ語ポストカードの解読に(ほぼ)成功しているわけですから、「ほほう、どらどら、見せたまえよ」と、なぜか自分が大船に乗った気分で頂いた画像データを見ました。 ・・・・なんで?なんで? 確かに、ポストカードは1953年、戦後のもの。文字も比較的はっきり書かれているが・・・どーして、万年筆で書くかな?! インクの具合で、文字が丸まってしまったり、つぶれてしまっている部分があちこちにあり、読めない・・・!! 試しに、グーグルレンズに解析をやってみてもらうと・・・ !!! 目の錯覚かな? グーグルレンズさんが、ちいかわに見えてきました。 草むしり検定5級に落ちちゃう「ちいかわ」です。 うん、君は頑張ったよ、頑張った!! その頑張りは評価する!! 無茶なお願いした私が悪かった。 それにそもそもで万年筆の滲んだ文字でポストカードを書くコイツが悪い! だから泣かないで!泣かないで、ちいかわ! さらに、宛先住所はオーストリア、ウイーンです。 オーストリアドイツ語も、普通のドイツ語と違う。後日検証しようと思いますが、スイスドイツ語では苦労しているので、これは心してかからねば・・・。 ブログで「ドイツ語暗号解読 イギリスの息子編」を先に書き上げてしまいたかったので、長め
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ドイツ語暗号解読 「新世界より」②~時間の波に消えたold my friends~

2024年3月、マサチューセッツ総合病院、まさにこのポストカードの病院ですが、大きな発表がありました。 遺伝子組み換え豚腎臓を人に移植するという手術が成功、患者さんは順調に回復、退院。だけど、5月に入って、この患者さんは亡くなってしまったようです。勇気ある患者さんのご冥福をお祈りいたします。 夢に見た世界に足を踏み入れると、思っていたのとは違う・・・そんなガッカリを抱くものです。 私も、ドイツに行く前は、「ドイツ♡」とかなりいいイメージを持っていて、理想の世界がそこにあると勝手に勘違いして、向こうで現実を知り、がっかり・・・「思ってたのと違う」と幻滅してしまった経験があります。 多分、ほぼすべての人がそうではないでしょうか。 夢に見た世界というのは、現実化すると、途端に安っぽく、見かけだおしの、ウソまみれであったと、勝手に騙されたような気持ちになって腹立たしく、裏切られたような気持ちになって悲しくなってしまうのです。 だからといって、夢は夢のままの方がいいとは思いません。ちゃんと現実化してがっかりして子供みたいに「こんなの、私のイメージしてたのと違う!」と悲しくなる・・・ここまでが一つのセットで夢の付属品なのだと思います。 ポストカードの送り主も、アメリカにがっかりした、そんな一人のようです。 「このポストカードの建物が地獄、じゃなかった、僕の職場です!」 「見かけは立派ですが、実体はそれほどじゃありません」 彼がアメリカに来て、がっかりしてしまったという心情が分かります。 憧れの新世界にやってきた。「冒険はこれからだ!」の気持ちだった。だが・・・・。思い描いていたようなもので
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ドイツ語暗号解読 「新世界より」④~許せかつての俺よ~

さて、最終回として、このポストカードの送り主のオーストリア青年について考察していきたいと思います。 アメリカに到着したという報告をしていることから、最先端の技術や設備のある有名な病院で働き始めて数か月くらいだろう。同僚に移民・移住者が多いか、そういう人たちとよく交流をする。 ポストカードの送り主は、20~30歳くらいの独身男性、と推測します。 宛先は、ウイーン、多分親戚、叔父夫婦あたりでしょう。自分の親や祖父母以外の人に、「アメリカに到着しました」と報告の葉書を出す、小さいころから親戚同士で良く、みんなから可愛がられていたと想像できますね。愛情豊かな家庭環境、割とよいお宅のご子息なのではないかしら。「こんなところ地獄だよ」とちょっと愚痴を交えての報告ができるくらい打ち解けている関係。立場としては、年齢からしても教授や専門家ではない。特定の肩書のない一般研修医、一般研究職か、または助手、医師ではない医療関係の技術職という可能性も考えられます。 オーストリア方言を自然に使っていることから、生まれ・育ち、教育を受けたのはオーストリアだろう。すでにオーストリアで医療関係の勉強を済ませ、アメリカに渡る前にすでにこの病院での就職が決まっていた、と考えます。 働き口・住居を決めずに来ちゃった場合、報告は「新世界に到着しました」だけでは済まないですからね。 教授や特定の分野の専門家、すでに実績のある研究者だとしたら、「ここは地獄だ」と愚痴を言うより先に、そこから抜け出す手立てを考えられるでしょう。地獄だと言いながら、その場で我慢する必要なんてありません。 つまり、一定期間は、この病院で働かなけ
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