助手「アナタってあんまり感情見せないよね。」
ワイ「そうですか?」
助手「何考えてるか分かんないもん。」
ワイ「心の中は情熱が吹き荒れてるんですけど。」
助手「微塵も感じない。」
ワイ「オモテに感情を出しても仕方ないですし。」
助手「そんなことないでしょ?」
ワイ「感情的になってる人を見ると冷めてしまいます。」
助手「そうなの?」
ワイ「無駄なことにパワーを使っているな、と思ってしまうからです。」
助手「感情で表すことも大切でしょ。」
ワイ「感情的になってしまうと判断力と論理的な性能が低下します。」
助手「性能低下って。」
ワイ「感情的になってる原因を本気で解消したいなら感情を捨て去るべきだと考えます。」
助手「極端ね。」
ワイ「なぜならば、なんの解決にもならないのにパワーばかり消費するのって燃費性能悪いと思いませんか?」
助手「それはそうだけど。」
ワイ「冷静な思考を保てていれば、問題解決のためのプロセスを考えることができます。」
助手「言っていることは分かる。」
ワイ「相手の言い分を分析し自分の意見を主張する。原因を掘り下げ解消を試みる。すなわち冷静さが必要と言うことです。」
助手「それは分かったわ。だけど人間味がないよね。」
ワイ「人間味だけで問題解決するなら良いですけど違いますよね?」
助手「うーん、反論できない。」
ワイ「感情を意図的に使うならいいですけど、制御できない感情は問題解決の妨げでしかありません。」
助手「分かったわ。アナタのいう通りね。」
ワイ「分かってくれましたか。」
助手「だけどアナタこの前メッチャ憤ってなかった?」
ワイ「気のせいですよ。」
助手「またマッチングアプリで失敗したのね。」
ワイ「積極的に頑張ったんですけどね。」
助手「どうせ会おうって連投して嫌がられたんでしょ?」
ワイ「なぜ分かったんです?」
助手「アナタのことなんてお見通しよ。ってか原因を掘り下げて解消しなきゃまた繰り返すよ。」
ワイ「冷静さが大切ですね。」