【推薦入試】よくあるNG答案:主観と客観の違い

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こんにちは。
大手予備校での小論文指導13年、プロ講師のハルタです。

「小論文、しっかり書いたはずなのに、なぜか評価が低い…」
「学校の先生に添削してもらったら、『それ、あなたの感想ですよね?』と厳しく赤ペンを入れられた…」

そんな経験はありませんか?

多くの受験生が、小論文入試で合格点を取れない最大の理由。
それは、試験で求められている「小論文」ではなく、無意識のうちに「感想文」を書いてしまっていることにあります。

そして、その「小論文」と「感想文」を分ける決定的な境界線こそが、「客観」と「主観」の使い分けなのです。

特に推薦入試では、「あなたの動機や関心」を問うたりアピールすべき部分と、社会問題に関する客観的な意見を求められる部分がごっちゃになりがちです。

この記事では、客観的な文章を求められている時に「感想文」になってしまわないように、「主観と客観」という点について解説します。

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# 1:不合格答案の特徴:「主観」だらけの文章


まず、採点者から最も低い評価を受ける「主観的な文章」とは何でしょうか。

「主観」とは、あなた一人が感じていること、あなた個人の感情や感覚のことです。

「私は、〇〇は素晴らしいと思う。」
「AIに仕事が奪われるかもしれないのは、とても怖いと感じた。」


これらの表現がなぜいけないのでしょうか?
一見、自分の意見を述べているように見えますが、そこには「根拠」がありません。
「なぜ」素晴らしいと感じたのか、「どのように」怖いのか、という説明が一切ないのです。

小論文の採点者は、あなたが何を感じたか(=あなたの感情)を評価したいのではありません。
あなたが、ある問題に対して「どのように考え、分析したか」(=あなたの論理的思考力)を知りたいのです。


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# 2:合格答案の条件:「客観」で固めた論理


では、合格する「客観的な文章」とは何でしょうか。

「客観」とは、誰がどう見ても「そうだ」と納得できる事実や根拠のことです。

小論文は、あなたとは全く異なる意見を持っているかもしれない採点者(第三者)を、文章の力だけで「なるほど」と説得する必要があります。

その説得の材料となるのが、「客観的な事実」です。

事実:歴史的な出来事、社会的な出来事(例:少子高齢化が進行している)
データ:統計、調査結果(例:〇〇の割合が△△%に上昇した)
専門家の見解や公的な報告:(例:〇〇白書によれば〜と指摘されている)

先ほどの「主観」的な文章を、「客観」を使って書き換えてみましょう。

NG(主観):「AIに仕事が奪われるのは怖いと感じた。」
OK(客観):「AIの導入が急速に進んでいる。事実、ある調査によれば、10年後には国内の労働人口の約〇〇%がAIに代替可能な職業に従事していると試算されている。この予測は、我々の社会構造に大きな変化をもたらす可能性を示している。」

「怖い」というあなたの感情は消え、「〇〇という調査結果がある」という事実が提示されました。
こうすることで、あなたの主張は「個人の不安」から「議論すべき社会問題」へとレベルアップします。

合格する小論文とは、「主張(結論)+ 根拠(客観的事実)」という強固な骨格で組み上げられた、論理的な建造物なのです。



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# まとめ


小論文入試は、あなたの「熱い思い」や「個性的な感性」をアピールする場ではありません。
それは面接や志望理由書(自己推薦書)の役割です。

推薦入試の小論文では、ここが明確に分かれているケースもあれば、ごっちゃになっているケースもあります。

まずは、問われていることが主観を求めているのか、客観を求めているのかを判断してから、答案を書きましょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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