今回は心の中に存在する「感情」に注目しましょう。
「感情」とは、物事に感じて生じる気持ちのことを言います。
人間が最初に感じた感情は「恐怖」言われてるのはご存知ですか?
なぜ、「恐怖」なのかというと、その背景には、危険なものから逃げて
自分の身を守ろうとする危機回避の働きが強い影響を与えているからです。
赤ちゃんが熱い鍋に触れて、泣いている場面を想像してください。赤ちゃんは「この鍋を触ったら熱い!」ということは分かりません。そのため、危機感なく手を伸ばしています。そして、火傷してしまうのですが、この時「熱くなっている鍋は触ると痛いんだ」と学習するんです。この学習が生かされ、ある程度大きくなると、一度怖い目や痛い目にあった時と似た状況に出会うと、そこに近づこうとしなかったり、反射的に逃げようと身を引いたりする行為が表れるのです。このように人間には、本能的に自分の身を守ろうとする働きが見られます。恐怖や怒り、不安といった感情は一般的には「ネガティヴな感情」として捉えらていて、あまり良い評価をされていませんが、このネガティブな感情こそ人間の命を守るために必要な感情なのです。しかし、極端な恐怖や不安の感情に支配されることで、生活に支障をきたすほどの苦しみを感じてる人もたくさんいます。「パニック症」に悩む人々は、「自分は死んでしまうのではないか?」「気が狂ってしまうのではないのか?」と、自分の命の危険を感じるほどの強い恐怖と不安を抱きます。この極端な感情は、息切れや呼吸困難、動悸、過度の発汗、立ちくらみ、吐き気などの身体症状を引き起こす原因にもなるのです。恐怖という感情は、自分の身の危険を知らせるものなので、人に強い緊張を与えます。恐怖や不安といった感情と上手に付き合っている人から見れば、身を守る為の大切なシグナルですが、恐怖や不安などの感情を強く感じすぎる人から見れば、ストレスフルな状態を作り出してしまう厄介なものでもあります。
今回は2回にあたり感情の話をしました。これは私たちが扱う問題には必ず感情が関係してくるからです。ここまで読んでいただきあたりがとうございました。
次回のブログも楽しみにしててくださいね。