ライトノベル作家・専門学校現役講師のひびき遊です。
創作に関して、インプットが重要――という話は以前、ブログにも書きました。
で、私は前提として「商業作家になりたかったら、基本的には小説を1000冊は読むべき」と促すタイプです。
いや……インプットだけなら別に、映画でもアニメでも漫画でも、いろいろ吸収できるのですが。
しかしながら、それらはすべて「絵」のある媒体なので。
「文字しかない」小説の手法とは、根本的に異なるんですよね。
なので「小説としての書き方」をまだ理解できてない、という人は、やはり「小説を読む」のを中心にすべきかなと。
その中で「こう書けばいいのか」「こういう書き方もあるのか」と、内容以外の「文字での表現パターン」に気付くことでしょう。
やはり「たくさん小説を読んできた」という書き手は、専門学校でも、ココナラの添削指導でもすぐにわかります。
文章の骨子が「違う」んですよね。
これまでインプットしてきた要素の中にちゃんと、「小説の文章」というものがあったわけです。
なので、ここをおろそかにしている人には――どうしても、「もっと本を読みなさい」と指導することになります。
……当たり前の話すぎて、すみません(苦笑)。
もちろん今は無料で読めるweb小説もたくさんあるので、そういうので数をこなすのもいいですよ!
また、すでにきちんと「自分の文章」が確立している書き手は、別に小説に限らずどんどんインプットしていくとよいですよ。
それはもう基本ができてるので、他の媒体から取り込んでも「小説の形に落とし込める」からですね。
ひびきもよく、映画を観にいきます。
そろそろ公開も終わるのですが、マーベル映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は素晴らしかったですよー!
これは『アントマン』の3作目になるので……それまでの話を知ってないと、ついていけないところはあるのですが。
しかしながら3作目でありながらも、「登場するラスボスがぽっと出ではない」という見せ方をしています。
つまり「物語上、必然性のある敵」として描けてるんですよね!
――さらに、マーベルファンにはたまらないサービスとして、古参ヴィランである「モードック」というキャラが登場します。
こちら、驚きの展開で現れるので……「やってくれたなあ!」と、感心させられるばかりですよ。
それでいて物語も、きちんとすべてが噛み合って、見事でした……!
何にも不満点が出ない、素晴らしい脚本でしたよ!!
実は、少し前に公開されたマーベル映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が……私的には、ちょっとがっかりでして。
これは『ブラックパンサー』の3作目なのですが、2作目の後に主役のブラックパンサーを演じた俳優チャドウィック・ボーズマンが急逝し――脚本を手直しして、追悼する内容となりました。
それはいいのですが……登場する敵が、どうも「ぽっと出のキャラ」に見えちゃうんですよね。
それまでの1作目2作目とはまるで関わりのない相手が、急に出てきて「最強」を誇示するため、どうにも「……別の敵でもいいのでは?」という構成に見えちゃったんですよ。
――などといった感じで、映画を通してでももちろん、「文字以外の演出」などは分析ができます。
いろいろ貪欲にインプットしていきたいですね!