8月より、ココナラの出品者ランクが「シルバー」になりました。
これまでサービスをご利用くださった皆さま、ページを見に来てくださった皆さま、本当にありがとうございます。
ココナラでは、小説や脚本などの創作物を読み、感想や分析をお伝えするサービスを出品しています。
このサービスを始めてから、ジャンルも長さも異なる、さまざまな作品を読ませていただきました。
その中で感じたのは、自分の作品が「初めて読む人にどう届いているのか」を作者自身が知るのは意外にも難しい、ということです。
長く作品と向き合っていると、作者にとっては当たり前になっている設定や人物の魅力が、読者にはとても新鮮に映ることがあります。
作者が何気なく書いた場面が、読み手には強く印象に残ることもあります。
お預かりした作品を読んだ感想を実際にお伝えすると、
「自分では気づいていなかった魅力がわかった」
「意図したことが伝わっていて安心した」
「改稿する方向が見えてきた」
といったお言葉をいただくことがあります。
私自身も、ご依頼いただいた作品を読むたびに、作者が時間をかけてつくった世界に触れられることや、その魅力を言葉にしてお返しできることを、うれしく感じています。
私は今年の3月まで、国語科の教員として働いていました。
教員を辞めて作家として活動する道を選んだことに後悔はありませんが、
言葉を介して誰かと向き合う時間を手放したことに、どこか寂しさを感じていたのも事実です。
けれど今、ココナラを通してさまざまな作品と出会い、そこに込められた思いを受け取り、自分の言葉で作者の方へ返しています。
形は変わりましたが、こうして今も人と言葉を介してつながることができるのを、とてもうれしく感じています。
だからこそ、感想をお伝えする際に大切にしているのは、作品を一方的に評価することではありません。
どの場面で心が動いたのか。
登場人物をどのように受け取ったのか。
読み終えたあと、何が印象に残ったのか。
一人の読者として感じたことを、できるだけ具体的な言葉にしてお返しすることを心がけています。
作品には、「これが正解」というただ一つの読み方があるわけではありません。
読み手の数だけ、それぞれの受け取り方があります。
そして、一つの作品からさまざまな解釈が生まれることも、創作のおもしろさだと思います。
だからこそ、「少なくとも一人の読者には、このように届いた」と知っていただくことが、作品を見つめ直すための一つの材料になればと思っています。
作品を完成させたので、まずは誰かに読んでもらいたい。
身近な人には頼みにくいけれど、率直な反応を知りたい。
改稿に向けて、作品の魅力や課題を整理したい。
そんなときに、思い出していただけるサービスでありたいです。
現在は、作品の感想を中心にお伝えするプランと、文章から書き手の方の魅力や表現の特徴を読み解く分析プランをご用意しています。
どちらが自分の作品に合うかわからない場合は、ご購入前のご相談も歓迎しています。
これからも、一つひとつの作品と丁寧に向き合ってまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。