座学が苦手な講師です……。

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コラム
ライトノベル作家・専門学校現役講師のひびき遊です。

……なのですが。
私は、学校ではほぼ座学をやりません。

基礎的なレクチャーに関して、最初にポイントを解説する程度で、あとは「実践」を通して指導していく――というやり方をとっています。
↓↓↓ココナラで行っている、添削指導スタイルと同じですね。


というのも、結局のところ「頭でわかったつもりになっても、手を動かして覚えないと身につかない」と、私自身の経験でそう思っているからですね。

なるべく「手間をかけない」「最初に理屈を知りたい」のはわかるのですが……やはり「ちゃんと自分で書く」ことが、最短ルートだと実感しています。


ただまあ、学校で教えていると、ですね。
「ストーリー構築の参考になる本があれば、紹介してください!」
的な要望が、ときどき学生から上がってきまして。


……うーん。
正直、文章作成に関しては、「どう書けば読みやすい文章ができる」「より伝わるように書ける」かの指南はできるんですよ。
そこは私自身が苦労して、乗り越えてきた部分だからですね。

ところが「ストーリー構築」となると……困りました。
私はそこで苦労したことがないんですよ……!
(※理屈で物語を構築しているわけではない、ということですね)


ただ、振り返れば――創作論的な漫画作品は、いくつか好んで読んできた記憶があります。

島本和彦先生の『燃えよペン』とか。
日本橋ヨヲコ先生の『G戦場ヘヴンズドア』とか。

いわゆる「漫画家漫画」なのですが、クリエイターにとって「大事なこと」がたくさん詰まっており、勉強させられた記憶があります。
なんかこう、心にガーン!とぶん殴られたような衝撃がくるんですよね……!


最近だと、とよ田みのる先生の最新作『これ描いて死ね』が素晴らしかったです……!

1巻ラストに掲載されている短編『ロストワールド』――これが本編ともリンクしてるんですが、とにかくもう、ガンガンぶん殴られます!

ttps://gekkansunday.net/work/4740/


現在発売中の2巻でも、『ロストワールド』の続きが掲載されていますよ。
こちら、気になった方はぜひ、読んでみてくださいね。
オススメです!!

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