【2026年 不動産開業】なぜ店舗仲介が選ばれるのか?その理由と落とし穴

記事
コラム
不動産業を開業したばかりの方や、これから開業を考えている方から、
よくこんな相談を受けます。

「売買もやりたいけど、まだ知識がなくて…」
「住宅賃貸だけだと単価が低くて厳しいと聞いています」

その中で、選択肢としてよく出てくるのが店舗仲介です。


なぜ店舗仲介が選ばれるのか

理由はシンプルです。住宅賃貸に比べて、

・仲介手数料が高い
・内装業者の紹介などで収益が増える

といった“単価の高さ”が魅力に見えるからです。

実際、1件あたりの売上だけを見ると、
住宅賃貸より大きくなるケースは多くあります。

そのため、「まずは店舗仲介で売上を作ろう」と考える方が増えています。


ただし、店舗仲介はそんなに簡単ではない

ここで一度立ち止まって考えてほしいのが、
本当に店舗仲介だけでやっていけるのか?という点です。

店舗仲介は、実務レベルで見るとかなり難易度が高い分野です。
例えば契約一つ取っても、

・業種が入れるかの確認
・設備(電気・ガス・排気)のチェック
・工事内容の調整
・看板や用途の確認
・契約書の調整(設備と残置物の確認、原状回復工事の内容)
など、事前に確認すべきことが非常に多い。

さらに契約書も、トラブルにならないように内容を調整したり、
お客様に細かく説明したりする必要があります。

住宅賃貸や事務所賃貸と比べると、
契約までのハードルは一段も二段も高いです。


それでも店舗仲介が選ばれる理由

ではなぜ、それでも店舗仲介を選ぶ人が多いのか。
相談を聞いていると、理由はかなり明確です。

案件を取りやすいからです。

店舗案件は「入口」が広い

例えば一度、
「物件開発+エリア」
「テナント募集+エリア」
などで検索してみてください。

大手企業でも、「出店用の物件を探しています」
といった情報を公開しています。

そこに対して物件情報を送ると、
意外と簡単に担当者と繋がることができます。

また、名刺アプリなどでも「物件開発」と検索すれば、
大手チェーンの担当者と接点を持つことも可能です。


店舗仲介は住宅や事務所よりも“入りやすい”

住宅や事務所の仲介は、

・既存の人脈
・広告
・ホームページ
・SEOやSNS

など、集客の仕組みを作る必要があります。
ここには時間もコストもかかります。

その点、店舗仲介は
企業側が常に物件を探している状態なので、
比較的早く案件に関わることができます。

これが、店舗仲介が選ばれる一番の理由です。


ただし「案件がある=勝てる」ではない

ここで多くの人が勘違いします。
「案件が取れた=仕事が取れた」
と思ってしまうことです。

しかし実際には、その案件には
必ず複数の仲介会社が関わっています。

大手企業の物件開発担当者は、
・複数人で動いている
・複数の仲介会社と繋がっている
というケースがほとんどです。

つまり、あなたが繋がれた時点ですでに競合がいる状態です。

本当に難しいのは「物件を見つける側」

さらに重要なのがここです。

お客様は見つかる。
でもそのお客様に対して、まだ出ていない物件を見つける必要がある
という点です。

つまり、
・オーナーとの関係構築
・未公開物件の開拓
・条件に合う物件の提案力

ここがなければ、最終的に決めることはできません。

そしてこの「物件開拓」の方が、実は一番難しい部分です。


店舗仲介を選ぶ前に考えるべきこと

店舗仲介は確かに魅力があります。
ただし、
・競合が多い
・実務難易度が高い
・物件開拓が難しい
という現実もあります。

だからこそ大事なのは、自分に合った戦い方を選ぶことです。

最後にもし今、
・店舗仲介に行くべきか迷っている
・住宅や事務所とどちらにするか悩んでいる
・開業後の方向性を整理したい
そんな状態であれば、一度整理してみることをおすすめします。

これまでの経歴や得意なやり方によって、
向いている仲介は大きく変わります。

無理に流行りや単価だけで選ぶ必要はありません。

自分に合った形を見つけることが、長く続ける一番の近道です。
まずは気軽にご相談ください。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら