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コラム
家賃の値上げ通知が来たら、まず最初にやるべきこと
記事
コラム
かわ・もと君(不動産仲介のプロ)
2026/01/16 14:05
― 慌てる前に知っておきたい基本対応 ―
「来月から家賃を上げます」
そんな通知が突然届いたら、誰でも不安になりますよね。
ですが先に結論からお伝えします。
通知が来た=自動的に値上げ確定、ではありません。
大切なのは、
慌ててサインすることでも、感情的に反発することでもなく、
“損をしにくい順番”で冷静に対応することです。
この記事では、
入居者の方がまず最初に押さえておくべき「基本対応」だけを整理します。
(※本記事は一般的な情報提供であり、個別の法的判断を行うものではありません)
まず知っておきたい、よくある誤解
誤解①:無視すれば何とかなる
無視はおすすめできません。
話し合いの機会を失い、「言った・言わない」のトラブルになりやすいからです。
正解は、同意はせず、協議の意思を示すことです。
誤解②:納得できないなら払わなければいい
これは非常に危険です。
支払いを止めると、
値上げの問題ではなく「家賃滞納」として扱われる可能性があります。
合意できていない間も、従来の家賃は支払い続ける
これはとても重要なポイントです。
誤解③:同意しないと追い出される
「同意しない=即退去」ではありません。
ただし、
普通借家か定期借家かなど、契約内容によって対応は変わります。
だからこそ、まずは契約書の内容を確認することが大切です。
家賃値上げ通知が来たら、まずやるべき3つのこと
① 署名・同意は一旦ストップ
更新書類や通知に新賃料が書かれていても、
その場でサインしないでください。
一度同意すると、後から覆すのは簡単ではありません。
② 値上げの「根拠」を確認する
感情ではなく、資料ベースで確認することが大切です。
例えば、次のような内容です。
▪近隣の同条件物件の賃料比較
▪なぜその金額になるのかという算定理由
▪維持費や税金増加を理由にする場合は、その説明
③ 合意できない間は、従来家賃を払い続ける
納得できないからといって支払いを止めるのはNGです。
協議中は従来家賃を支払い続けることで、
不要なトラブルを避けることができます。
そのまま使える:最初の返信文例
お世話になっております。
賃料改定(値上げ)のご提案を拝見しました。
現時点では妥当性を確認したいため、
すぐに同意はできません。
つきましては、
値上げの根拠となる資料
(近隣同条件の賃料比較、算定理由、必要であればコスト増の説明)
をご提示いただけますでしょうか。
確認のうえ、協議させてください。
なお、協議が整うまでは従来賃料をお支払いします。
ここまでのまとめ
この3点を押さえるだけでも、
不利な合意や余計なトラブルに巻き込まれる可能性は大きく下がります。
▪同意・署名は一旦保留
▪値上げの根拠を確認
▪従来家賃は支払い続ける
ここから先は「状況に合わせた具体的な整理」が重要です
実際の相談では、
・更新時なのか、契約期間中なのか
・普通借家か、定期借家か
・値上げ幅がどの程度か
どういう伝え方をすると角が立ちにくいか
といった点によって、取るべき対応が変わります。
ココナラのサービスでは、
あなたの契約内容や状況を整理したうえで、
・今の状況で注意すべきポイント
・確認しておいた方がよい視点
・管理会社・貸主への伝え方の考え方
などを、実務目線で具体的にお伝えしています。
「この対応で合っているのか不安」
「一度、第三者の視点で整理してほしい」
そんなときのセカンドオピニオンとして、
お気軽にご利用ください。
賃貸仲介のプロが契約書を見ます
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かわ・もと君(不動産仲介のプロ)
不動産コンサルティング、相続診断士 / 30代前半 / 男性
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