必要ないことに悩まない方法。心理学からアプローチ!

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ついつい、悩む・考えてしまう・思い出す。
楽しいことならばそれは素敵な時間です。
しかし、嫌な事、どうしようもない事、過去の失敗、それらの自分自身が落ち込んでしまう事柄ならば、考えない方が良いですよね。

自分の人生の貴重な時間に、嫌な気持ちを持ち込むのは勿体ない。
そして、その思考を取り込んでいるのは確かに自分。
ならば自分で手放すことも出来るのです。

それは分かっていても、頭から離れない。
私も経験があります。
嫌味を言うあの人の表情が頭から離れない…など。
(困ったことに、世の中には嫌味でマウントをとる人がいるのです)

その繰り返したくない思考を追い払うベストな方法は、
〝他のことに熱中する〟
ことです。な~んだ、そんなこと…と思われましたか?
な~んだと思うような方法でごめんなさい^^

きっと、ご存じの方、同じ意見の方も多くいらっしゃると思います。
私自身、最近これを実感しまくっています。

今現在において悩みはありますが、それを考える時間は少ないです。
私の場合は、自分が知りたいと思うことを調べノートに書き写す。
これだけなのですが、発見が楽しいので没頭します。
ブログ書きも没頭します。今の時間は楽しい♪


熱中している時、人はどうなっているのでしょう。
心理学で知り得たことをご紹介します。


没頭している時

まず、没頭している状態を心理学では「フロー体験」と命名されています。
この言葉を作った心理学者ミハイはこう説明しています。
(ちなみにこのミハイ氏は「幸福」「楽しみ」などのポジティブ心理学の研究を行っていた学者さんです。)

・他のことが気にならない。

・自分のことも気にならない。

・思ったことが即座に実行できる。

・自分でコントロールしている感覚を持つことが出来る。

・時間の感覚が薄れる。時間を忘れる。

・活動に対し面白味と価値を感じる。

確かにそうですね。
ゲームをして没頭している時もこのような状態になります。
また、もの作りが好きな人であれば製作時は上記のようになるでしょう。


幸福感との関係

ハーバード大学の心理学者の研究結果で、人は他の事を考えながら行動すると幸福感に悪影響が出ると証明されました。
つまり、不幸だから他のことを考えているのではなく、他のことを考えながら行動するから幸福感が下がる

没頭している状態は幸福感を高めている、もしくは維持できている状態なのです。
また集中により、創造性・生産性も上がるので、必然的に幸せを伴う喜びを感じます。


没頭するにはどうしたら良い?

では、どのような条件が揃うと没頭できるのでしょう。
同じく心理学者ミハイの提示です。

①その行動によってどんな成果が得られるか、それを明確に理解することが必要。

②意識したことがすぐに実行できる必要がある。

③行動による成果がすぐに実感できる。

④自分に合った難易度であることが重要。

⑤その行動に意義を見出している、またはその活動により充足感・満足感が得られる。活動自体が好きな事である。

⑥注意を削ぐようなものを側に置かない。


④番は自分をよく理解してなければいけません。
自信がありすぎて難易度の高いものを選ぶ、逆に自信が無さ過ぎて難易度の低いものを選んでも、没頭することは難しいのです。
その活動中に他の思考が邪魔をするのなら、その活動難易度が自分のレベルに合っていないとも言えますね。

以上の提示以外に、運動をして活動する環境を整える、などもありました。
以前、本の読み方でその人の性質がわかるというブログを書きました。
数冊を同時読みをする人は、刺激を好みますので、その時の気分で場所を変えて活動しても良いかと思います。
一冊ずつ読み進める人は安定・安心を重要視するので、毎回同じ場所での活動が望ましいと言えます。

おまけ

午前中、料理をしました。作り置き総菜を二種。
面倒くさがりなので、作り置きは必需品です。
乾燥ひじきを戻したものが冷蔵庫にありました。
きんぴらこんにゃく、大豆の水煮も。
よし、ひじきの炒め煮にしよう!
お、人参はもう葉の部分が伸びそう。
あぁ、玉ねぎも芽が出そうや。
こうなったら使い切ろう。
人参・玉ねぎを夢中で切りました。
楽しくなってきました。それこそ料理に没頭。
材料をすべて炒め、味付けし、完成。
結果、たっぷりの野菜の中にひじきが散らばった炒め煮が出来ました。
でも、達成感と幸福感。
食べれたら良かとよねぇ(*´з`)

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