焦りを感じる理由とは

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ビジネス・マーケティング
さて、、、
私は、高齢者の要介護・要支援の方をメインに相談支援をしています。


その中で家族のメンタルの相談も増えてきています。


利用者である夫Aさんを介護しいている妻Bさんは、まだ60代。
実は最近まで営業の仕事をしてきました。


営業は、暇な時間が出来れば自宅に帰ることもできたなので、介護と仕事のバランスが両立していたそうです。

しかし、65歳で定年退職。


初めのうちはゆっくりできる。のんびり過ごそうと思っていたそうなのですが
今では「何かしなくちゃ」
「私もまだ健康なんだから働かなければいけない」と夫をデイサービスに送り出した後は、家事をすぐに終わらせ
「さぁどうしよう」と気持ちが焦ってしまうんです。

と聞いて、どの年代になったとしても
暇な時間ができると「焦る人」と「のんびりすることができる人」がいると感じたのです。


ちなみ皆様はどちらでしょうか?
私はまさしく前者の焦る人です。

Bさんと似ているなと感じながら、焦りの正体にあるものをカウンセリングで受けたことがあったのです。


そうすると、どうやら私は無価値観を持っているそうで
何かしていないとダメな自分、どうしようもない自分と思っていたことに気が付きました。


意外と無価値観を感じる方は多いのではないか?と思うのです。

本当は生きているだけで、何もしなくい自分でも価値は十分あるのに
焦りを感じてしまう・・・
ここを深く掘り下げていくと、おそらく家庭環境や両親との過去の幼少期に問題はあるかもなのですが
こちらは割愛をしまして
この焦りを感じてしまうから、何かしなければ、稼がなければ、役に立たなければと外側から埋めようと思ってしまうのです。


しかし、外側から埋めようとしても、ずっと満たされることはなく
また何もない時間、何もなくなってしまうと焦りは出てくるのです。

だからこそ、内観・内面が大切です。


内面に意識をしていくと内側から湧いてくるエネルギーである
・自分が本当に望むこと
・自分が本当に好きなこと
・自分が本当にやりたいこと
・自分が本当にワクワクすること
・自分が本当に感動すること
・自分が心から笑えること
・自分が心から楽しいと思えること
がたくさん湧いてきます。


ただ自分で掘り下げることもできますが
本当にそうなのか?こうじゃないのだろうか?

と、止まってしまい考えこみ、本当の心の声を聴けないことがあります。

そんな時こそ、カウンセリングを受けることで
気づいていない心の声が言語化できます。


まさかBさんのように、介護をし、定年退職をしてもまだ焦りを感じているなんて、驚きましたが
Bさんと話をしていく中で
「今までずっと仕事をしてきた。だからこそ、まだ健康である限り、仕事は続けたいと思っている」と心の声を聴けることができました。


しかし、夫の介護があるから、ハローワークに行く時間がない。求人を見ても長時間働けない。と自分の可能性がどんどん閉ざされるのが嫌。


そこで私は「短時間でも働けないか聞いてみてはいかがですか?もしかしたら融通が利くかもしれませんよ!80歳の方でも働いている方はいるんですよ!」
とお伝えしたら、驚かれ
「80歳まで働いている方もいるんですか?!私もまだまだ頑張れますよね!仕事探していきたいと思います。」と仰っていました。


日本は長寿国と言われ、どんどん寿命が延びています。健康なのに何もやれない。やる気がでない。

になってしまうことは、せっかく生まれてきて、あと何年生きるかも分からないのに
もったいないと思うのです。


介護保険サービスにある、デイサービスに利用されている方は100歳の方も普通にいます。
普通に歩行できますし、食事もできています。


そう考えると65歳なんてまだまだ若いですし、チャレンジもできます。

だからこそ、自分の好きなこと・やってみたいことは
ずっとチャレンジしていった方がいきがい・やりがいにも繋がりますし
周りに勇気を与えてくれます。

いやー日々学びですね~
読んでいただきありがとうございます。
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