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ココナラブログ
【特撮番組が教えてくれること】
記事
コラム
カウンセリングルーム【弥九蔵の部屋】
2021/04/24 18:19
今月末まで、過去のブログを一部修正を
施した上で再掲載とさせていただきます。
今日は、特撮番組から教訓を得たこの話。
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私は、ヒーロー番組が好きで、DVDも
何作か持っているが、レンタルビデオの
全盛期にはしばしば全巻大人借りをして
全話ダビング・コレクションをしていた。
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「仮面ライダースーパー1」もそうした
コレクションの一つだ。このスーパー1、
赤心少林拳の達人且つ惑星用の改造人間
として銀(通常使用)・赤(パワー)・
青(電気)・緑(右手は高熱火炎、左手
は冷凍ガス)・金(レーダー)の機能を
持つ五つの腕(ファイブハンド)が武器、
という設定で滅法強い。敵方も、それに
匹敵する改造人間を作ろうとするのだが、
彼等の技術力ではファイブハンドだけは
作れない。そこで、作れないなら奪おう
という作戦が立てられ、怪人バチンガル
にその任務が課せられた。この作戦実行
において彼が犯した数々の過ちは、大人
になって見返すと、そのまま社員教育の
教材になりそうな要素が満載なのである。
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彼は、人質を取りスーパー1を罠にはめ、
ファイブハンドを一つづつ奪っていくが、
赤(パワー)・青(電気)・緑(火炎&
冷凍ガス)の三つを奪ったところで部下
の戦闘員に対し「スーパー1を処刑場に
引きずり出せ」と命じる。だが、待てよ、
上司たる幹部(メガール将軍)の指示は、
「ファイブハンドの全てを奪え」なのだ。
部下はそのことを知っているから、当然
諫言するが、彼は耳を貸さず「ファイブ
ハンドのないスーパー1に勝ったのでは
後々まで物笑いだ」という個人的感情を
優先させて、銀(通常)・金(レーダー)
をわざと奪わず、これが命取りになった。
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当時の各媒体からの情報で視聴者である
子供は知っていたことだが、実は金の腕
のレーダーロケットはミサイル弾として
敵を攻撃することもできる。このために、
一時は優位に立ったバチンガルだったが、
あっさりと形勢を逆転されて敗れ去った。
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この作戦実行において彼が犯した過ちは
少なくとも三つ。①自分のメンツという
個人的感情から、上司に相談もせず指示
通りに動かなかったこと(組織人として
問題あり)、②部下の諫言に素直に耳を
傾けなかったこと(聞き入れていたなら、
その後の展開も違っていた筈)、③無知
なまま戦いに臨んだこと(相手のことを
きちんと知っておけば、金の腕も奪って
いた筈)、要するに、「仕事に個人的な
感情を持ち込むな」「他者の言葉に耳を
傾ける気持ちを持つこと」「勉強が大事」
ということになるだろう。立派な教訓だ。
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大人になってから改めて見返すと、目を
輝かせて見ていた子供の頃には気づいて
いなかった様々な教訓がヒーロー番組に
あるということが分かる。趣味と実益を
兼ねて、また何か見つけたら報告したい。
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駄文の御閲覧、心より感謝申し上げます。
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カウンセリングルーム【弥九蔵の部屋】
心理カウンセラー メンタルヘルス指導員 / 50代後半 / 男性
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