【お絵描きしましょう】

記事
学び
 私の自慢の一つに、「絵が下手」がある。
 心理カウンセラー養成講座受講生時代に
 アートセラピーの授業で描いた絵なんぞ
 それは酷いものだった。色合い・大きさ
 のバランス・その他全て無茶苦茶だった。
 だが、心理検査をする上ではそれでいい。
 心理検査で絵を描くのはクライエントの
 状態を見極めるためであり、上手下手は
 問題ではないからだ。好きに描けばいい。
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 一般にアートセラピー、即ち、芸術療法
 には、絵画、音楽、心理劇、箱庭、舞踏、
 詩歌、書道等があり、その中でも絵画は、
 クライエントが絵・潜在意識・イメージ
 で自らを表現し(全人格をカウンセラー
 に委ね乍らイメージを絵画として表出し、
 投影された自身の心的内界のイメージ化
 読むことを好んでやっている一面もある。
 されたものを客観的に見つめる)、それ
 をカウンセラーが言語化するというもの。
 ①疲れた頭をスッキリさせる、②分析は
 しない(何も評価はしないので、童心に
 帰って思うようにやればよい)、③その
 気がなければやらなくてよい(体験する
 しないは自由)、こうした鉄則もあって、
 安心をして取り組めるようになっている。
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 絵には心が出るので洞察が深まり(心理
 的投影)、心が浄化されて(カタルシス
 効果)、絵の上達にも繋がる(能力開発)
 ので、心のままに描いた絵の中に見えて
 くるものをカウンセリングで語ることで、
 朧気に気づいていることを明確にしたり、
 まだ気づいていない自分に出会えもする。
 確かに自分の時もそういうことはあった。
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 元々好きな人は描いてるだけで楽しいし、
 そうでない人でも新たな発見ができれば
 描いてみて損はないと思う。どうしても
 嫌だという人には無理にとは勧めないが、
 自分を知るための手段として考えてみる
 のも良いのではないかと私は思っている。
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 良かったら、お絵描きしてみませんか?
 ※因みに、下の画像は、今年の1月末に
  私が描いた「寝入る子を優しい眼差し
  で見つめる父母」。他の全員が色まで
  塗れたのに、自分だけが塗れなかった。
  それでも良いのですよ。一応、今回は、
  色変更してお届けさせてもらいますが。
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 御閲覧、心より感謝申し上げます。
お絵描き.jpg

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