私、しゅんたろーは本業で労働組合の支部長を務めています。
役職柄、いろいろな相談が舞い込んできますが
先日、入社2年目の男性からこんな悩みが電話ありました。
「会社を辞めようか、悩んでいます。話を聞いていただけますか?」
どうぞどうぞ、そのためのしゅんたろーです。
何があった?上司のパワハラかね?
どうやらそうではないようです。
「会社に尊敬できる上司がいません。
給料にそこまで不満はないのですが
自己啓発書(ジェームス・ス〇ナーさんらしい)にも
『給料で職業を選ぶな!誰と働けるかで選べ!』
とありました。ハッキリ言って私の目標となりえる上司が
この会社にはいないんです!」
なるほど。
ちょっとグサッときますねぇ。私にも。(笑)
じゃあ、具体的に「目標となりえる上司がいる」転職先は決めてるの?
「いえ。どのように探せばいいのかわからないので電話したんです。
でも、この会社ではないことだけは確かなんです!」
(おいおい、大丈夫かいな…)←しゅんたろーの心の声
「私(しゅんたろー)も昔は同じことを思っていたよ。
でも、ハッキリと転職先が決まっていないのであれば
もう少しよく考えよう。転職するのはいいことだと思うけど
見切り発車は危険だよ。また同じことが起きる可能性がある。
特にその理由で転職するのであれば、どんな方が働いているのかを
しっかり精査しないとダメだよね?ウチの会社を辞めるのは
1カ月前に店長に伝えれば大丈夫だから、水面下でよく調べてごらん。
それまでは、ウチの会社に属してお給料をちゃんともらうこと。
とりあえず、そうしてみようか?」
と電話を切りました。
「自己啓発本の功罪」だなぁと思いました。
今回は
「給料で職業を選ぶな!誰と働けるかで選べ!」
ですが、
ほとんどの会社ではどんな人と働けるかなんて
事前にわかりっこないです。
コレって上司に不満がある方には、
特に心地よく響いてしまう魔法の言葉です。
給料は大事ですよ!
生きていかなければなりません。
そこに目をつぶって転職活動はしないほうがいいです。
転職で給料が激減して、
家庭がおかしくなった例をたくさん見てきました。
「給料は家族を養える程度に頂ける」
ことを確認したうえで、自分の理想を追求しましょう。
しゅんたろーは転職も副業も積極的に容認するタイプですが
自己啓発本に触発された「躁状態」での転職には否定的です。
良い結果を見たことがないんですよね…。
☆=今日のまとめ=☆
転職は「給料と理想」のバランスが大事!
勢いだけで転職すると、同じことを繰り返す可能性があります。
まずは、自分でできる限り客観的に判断しましょう。
その答えにもしも自信がないときは、ExciteZEROに相談してくださいね。
~ExciteZERO~
専属ライター
ニューエイジヘルスケアマーケター しゅんたろー