[伝えるチカラ編] 16.アサーション STEP.03 具体例で見るアサーション・後編

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ビジネス・マーケティング
ではassertiveな反応とは何かを前回の例をベースに見ていきましょう。あなたが忙しく仕事をしている時に上司から別の仕事の指示を受けた時に、「どんな反応をするか?」ですね。
「分かりました。早速とりかかろうと思うのですが、今私はこんな状況に居ます。こちらも今日が期限なのですが、どちらを優先させるべきでしょうか?」
これがアサーション的な返答です。
「分かりました。」とまず相手の意思を受け入れています。そして自分の状況を説明し、自分のことも大切にできていますね。あなたが元々取り組んでいた仕事の方が優先度が高い可能性もあるわけですが、それを自分で判断をすれば上司の指示を一方的に断ってしまうことになります。そこでこの例では判断を上司に委ねる選択をしています。こうすれば上司が仕事の優先度を考えてくれたり、調整したりもしてくれるかもしれません。
いかがでしょうか?ここまでやってきた研修の内容を思い出しながらでも充分にできることだと思いませんか?実際にはその時の感情の影響も受けてしまいますので、分かっていてもassertiveでない反応をしてしまうこともあるでしょう。でも意識的に繰り返すことでassertiveな自然にできるようになっていくはずです。

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