[伝えるチカラ編] 02.インプットした情報はアウトプットで定着させる

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ところで、インプットした情報も1日で6割、1か月で8割は忘れてしまいます。せっかく勉強しても忘れてしまってはアウトプットも何もできません。記憶を定着させるコツとして運動をしながら記憶するというものがあります。頭と体を同時に使うことは多くの神経細胞を働かせるため記憶が定着しやすくなります。これは医療・介護の世界でも二重課題として認知症対策に使われています。
コミュニケーションにおけるアウトプット方法としては“教える”という行動があります。教えることは情報を言葉にして外に出す“運動”です。 「教える方が勉強になる」と言いますが、これはアウトプットの効果を端的に示しています。記憶を定着させるためにアウトプットを有効に使いましょう。理想的な割合としてインプット3割、アウトプット7割という考え方もあります。また仕入れた情報を半月で3回アウトプットすることで記憶の定着率が安定するという話もあります。
お腹が痛い時に正露丸を握りしめていても何の役にも立ちません。聞いて理解・共有したことも使わなければ無価値です。ここからは情報をアウトプット、つまり相手に伝えるにはどうしたら良いかを見ていきましょう。

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