組織の立場から新人を受け入れる目的を見て行きましょう。
体制の強化拡大、従業員の負担分散、欠員の補充、世代交代
大きくこの4つが挙げられます。その時々の採用の理由がどこになるかは把握しながら活動していきましょう。
では順番に考えていきましょう。
体制の強化拡大の目的では、会社の事業を将来にわたって拡大するために、必要な人材(能力的/人数的)を獲得し、会社の体制を強・拡大をします。一時的な繁忙は残業や派遣スタッフなど短期労働者の使用によって乗り切りますが、それらに係る採用コストや派遣会社への支払いは大きくなるため、仕事量の増加が長期に及ぶのであれば、従業員数を増やしてベースを強化する方が経営的には合理的と言えます。この場合は基本的に人数は増えます。
従業員の負担分散は仕事の増加によって時間外勤務が増えて従業員の心身に及ぶ負担が増えている状態を改善するための採用です。時間外手当の支払いが法的、コスト的に会社の問題にもなるため、これらへの方策の意味もあります。この採用では基本的には人数は増えます。
欠員の補充は従業員が退職することになり、その後任者として同数または同数以上の人員を採用することでマンパワーを確保します。計画的な退職では十分な準備期間を確保できますが、急な退職となった場合には引継ぎの空白期間ができてしまうこともあります。この採用では人数は基本的に増えません。
世代交代は欠員補充の一種で、定年退職による自然減を見越して若年層を採用して組織内の新陳代謝を図るための採用します。定年退職は会社側がタイミングを図ることができるので、人数的な補充はそれほど難しくありません。ただ知識や技術の継承は難しいものもあり、難易度によって引継ぎ期間が長期になることもあります。基本的には人数を増やすための求人ではありません。