[共感するチカラ編] 06.まず、受け入れる

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ビジネス・マーケティング
誰かとの対話中に自分とは異なる意見に出くわすことは日常茶飯事です。そんな時、つい「いや、そうではなくて」「私はそうは思わない」「でもそうは言ってもね…」と否定の言葉で返してしまうものです。でもこれはコミュニケーションのリズムを崩します。少なくとも言われた相手のテンションが少なからず下がってしまうのは間違いありません。ディベートであればそうやって相手を屈服させていくことも必要ですが、相手との信頼関係を構築する場面では無用なストレスは避けるべきです。
やることは難しくありません。「そういう考え方もありますよね」「なるほど!意見を出してもらってありがとうございます」などの肯定の言葉で返す。言ってしまえばこれだけです。相手には「受け入れてもらえた」という感じを持ってもらうことが大切です。これは『15.聴き方の基本の「キ」 ⑤口で聴く』で話したことの上位版と思ってもらって間違いありません。相手の意見が違っても一旦は肯定することが共感の基本です。
そのうえで、自分の意見も主張すべき時にはそれを上手に伝えていく必要があります。これはアサーションというコミュニケーションスキルの回で別途説明しようと思います。

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