新人教育トレーナー研修067 続・指導する

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ビジネス・マーケティング
それでも厳しく指導しなければならない時が必ずあります。留意すべきことは次の通りです。

1.間を開けず、すぐに指導する
鉄は熱いうちに打てと言いますが、基本的には指導すべき案件が生じたらすぐに指導しましょう。時間が経ってしまうと指導効果が薄れますし、待機している間に事態が悪い方向に進んでしまうこともあります。すぐに状況を把握し、必要な手を打つことが大切です。

2.手短に指導する
指導内容が長くなると、冗長でネチネチとしたものになり、指導内容が正論であったとしても指導された側には嫌な感情が強く残ることになります。必要なことを最小限の言葉で伝える努力が必要です。

3.2人だけで指導する
みんなの前で指導をすると、指導された側には「恥」の感情が出てしまいます。その状態では周囲が気になり、指導に集中することが難しくなります。指導される側にもプライドがあることに配慮しなければなりません。

4.同じ方向を向いて指導する
これは物理的な方向ではなく、心理的な方向のことを言っています。職場をよくしようとか、人間関係をよくしようとか、共通の目的をつことで一緒に考えるということです。指導は誰かを貶めたり、敵を作るためにするものではありませんので、当然の姿勢です。

5.良い点は承認する
相手がなぜ指導対象となる行動をしてしまったのかの言い分も聞きましょう。方法や結果が誤りだったとしても、その動機や理由には承認できる部分がある事も多々あります。認めるところは認めることも大切です。
もちろん、すべての局面でこの原則を100%守らなければならないというものではありません。あくまでも基本ということで理解しておきましょう。

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