たまに使っている、「好循環」ですが、多分まさに自分がそう感じているものがそれだなと。
これは体感している人と、そうでない人でギャップがありそうな概念です。なんでもそうですけど。そしてあまり煽ったり、マウントを取ると(笑)理解され難いのでこのあたりをフラットに考えられないかというところで少し書いてみます。
成長の好循環が起きるとは?
これ、事業におけるPMFみたいなやつです。PMFとは簡単にいえば「いい感じに事業が社会に求められていきそう」みたいな感じです。詳しくは調べてみてください。
PMFの「F」はFitだと思いますが、このFitとは、まさに適応なり、適切にはまっている、良い感じで動けている、そういう意味合いになるんじゃないかと。
そして、個人の話ですが、事業というよりも、個人のFitつまり、成長のFit、サイクル、循環っていうのが「成長の好循環」じゃないかと考えています。
これが起きると、
・日々楽しい
・疲れても面白い
・何か皆認めてくれたり、面白がってくれる
・今まで色々苦労したとか、手こずったものが「すー」っと動き出す
・コミュニケーションが楽
みたいな、まあ一言でいえばポジティブな感じになるんですね。
そしてこれは魔法でもなく、誰でも出来ると思っています。
1回あたりのチャンクや幅が増える
成長の好循環が起きると、多分なのですが、「1回」あたりのチャンク、つまり、動ける幅や深さが増す気がします。
最小単位が難しいのですが、例えば「一語」発するでも、意味が色々あるわけですが。「楽しむ」という言葉を使う時に、「いくつもの事例」「いくつもの関わる人」「いくつものプロジェクト」が思い出されるみたいな感じです。当然それらは相手は分からない場合は説明がいるのですが、「楽しむ」といっても限定的な意味や体験しか言えないのとは意味が異なるわけですね。
こうやって書くと、色々やりまくればいいと思われますが、数は大事でも、散らかして終われでなく、散らかっているものが「有機的」にある程度動く。全部ではなく、あくまで成長の基点は自分なので、その自分で統合、編集していくイメージです。
このチャンクが増えることで、たまに挙げてますが、例えば「一つの気づき」が色々な気付きに使えることが普通に起きます。これが1回でなく何度も、再現されます。となると?そうですよね。シンプルに気づいたら成長していくわけです。面白くないですか?しかも、成長=お金にならない、と思われますが、普通に考えて自分が成長することで、周りも成長しますし、所属先も況やです。そして成長するとは、身長が伸びる(笑)とかでなく、考え方や視点が広がる、知らないことを知る、ということですから、それらは当然ビジネスにもつながります。
多分ですが、ここで焦って「お金にならないからやらない」の判断が早すぎるかどうかなんですよね。ここは価値観もあるのでなんともですが、
・判断が早い→適切な判断
・判断が早すぎる→事象や物事が起きてない段階での判断
なのかなと。もっといえば、「成長の時差」を込みで考えて、やや手前からやっていって「後で多分こうなるかな」というのがある程度描けていれば、「早すぎる判断」って起きづらいのかなというところでした。
量が質に転換し続けていく感じかもしれない
もっと違う言葉でいえば、「量が質に転換する」でかつ「し続ける」感じです。
車にガソリンや電気を入れれば、走りますよね。
実際はやらないと思いますが、ガソリンを入れる時は普通は停車します。が、そうでなく、車を走らせながら空中給油ではないですけど、そのままガソリンを入れる(笑)
なんだけど、それは「大変なこと」でなく、別に成長においては、概念であり、自分の中の話なので、わりとあるかなと。
例えば、
「今やっているプロジェクトに対してぜんぜん違うネタが入ってきて使えそうだから使えた」
みたいなことです。それって僕のイメージでは空中給油的な感じがします。
このときも留意ですが、全てのネタがすぐ使えるとかではなく、「空中給油」できるものもあるし、出来ることもある。というくらいです。頻度や率を高めていくほうがいいかなと。ただ、成長率とか、成長の感覚は人次第なので、やや遅めでもいいし、というか比較する意味はないので、しっかりゆっくりでいいので成長していくほうが僕は好きですね。好みですが。
本来は「量」と「質」論争(笑)みたいなのがあるとき、量をやっていって質にどれくらい転換するかが語られているかなと。一方で、好循環モードになると、量→質が同時でかつそこそこ使えるものになると。
多分これは、
・量を得る、インプットするのが習慣化されている、無意識
・量をアウトプットするのが習慣化されている、無意識
・質として出てくることが習慣化されている、無意識
・結果的に気づかないうちに「成長」していることが習慣化されている、無意識
・冷静に見ると、意識してみると、成長がそこにあるし、実感がある。意識
みたいな感じです。ほぼオートモードです。
よって、習慣化と無意識ってほぼ「計測」「可視化」されないので、
「普段楽しんでいたらなんか成長していて楽しいよ。当然ビジネスもね」となるのだろうと感じました。だからこれは嘘というか、習慣化されてない、水面下が見えない人には「嘘」に見えると。一方で出来ている人は「真実」に見えると。そういうギャップがあるんじゃないかと。
当然ですが、無意識とか、習慣化とかって時間がかかるので、これらをステップで身につけていけば出来るというがの一旦の仮説ですが、多分出来ている人はその通りなのかなと。そして出来てない人はそれは難しそうと思えるのかなと。でも、できるんですよね。やり方が多分あるぞと。
逆にいえば、無意識と習慣化の領域や幅が広い、深さがあるという人は、出てくるアウトプット(誰かが見られる)が、なんか面白いわけです。多分ですけど。氷山の一角の解釈の別の見方です(多くは見えるのが一部でしかないので、水面下を意識してねですが。ここでは、水面下が膨大だから、一角が面白いって解釈ですね)
以上で、大分整理できたのですが、じゃあなんでそもそも成長の好循環なの?ってことですが、QOLというか、人生自体が楽しくなり、面白くなるし、それで周りも豊かになれるからですかね。多分ですけど。というわけで、成長の好循環は「ガンガン」回す(頑張って回す)ものでなく、「しれっと」回すというか、「からから」と勝手に回っているイメージがいいのかなと。
そう言うと緩そうですが、緩さは表現であって、何もしなくていいとか、待っていればいいというのを「強調」するものではないです。とはいえ激しくやれスパルタ的にやれというのは違います。このあたりの伝え方や言語化はまだまだな感じがしますが、何度も考えて試して説明できるようにしていきたいですが、今のところ大分しっくり来ています。
補足:具体的な成長の好循環イメージのTODOっぽいもの
PMFでも「あ、PMFした!」というのはなくて「それかもな」というのがあるそうです。というところで、こういう予感や予兆みたいなのはある程度信じられるかもしれません。あくまで参考程度で外している可能性も高いです(笑)
・自分が想定している以上に楽に評価される(労せず評価されるやつですね)
・ブログ、SNSなんでもいいですが、自分のメディアや発信で普段の10倍以上反応があるのが持続される(10倍がポイントです。バズる必要はなくて、自分比ってことです!で、かつ持続です)
・提案せずとも話が向こうから来る。かつその話は頓珍漢でなく、こちらの提案をするレベルと同様でよく作り込まれている(コミュニケーションがしやすくなる、選ぶコストがかからなくなる)
・自分の提案が通りやすくなる。(わがままでなく、相手とフラットに理解して動けるという状態が増える)
・褒められる回数が増える。それによって楽しさが増す(言葉でもいいねでもなんでも、そういった認められる機会が増える。当然そういう場にでていく必要もあるのですが、それは人に応じてというところで)
・活動を可視化してチェックして成果が出ない!でなく、集中してコンテンツを作っていたらいつのまにか売れている、成果が出始めている(放置すればいいのでなく、チェックし過ぎていないことで、集中できる体制ができて、そこで売れ始めるみたいな感じですね。これも大事です)
・ストレスがたまらないか、またはあっても速攻消えるようになっている。好循環だと、ストレス発生がしづらいか、あっても消える設計になります。そういう設計なのでそうなと。だからストレスが少ない人は、成長の好循環になっているかもですね。
・誰かにやらされているとか、誰かにやってもらっているとか、誰かの意識が消失して、自分と人や組織や社会と統合される(溶ける)イメージが出てくる。(禅っぽいですが、まとまっている意識とか、孤立とかの意識とかそういう意識すらない状態で悟りに近いです。悟ればいいのでなく、その状態をキープというよりも、結果的にそうなる感じです)
というところが僕の掴んでいるところです。本当かどうかは自分で試して検証していきますが、多分いけるんじゃないかという予感があります。このあたり僕は好きなところなので、また書いてみますね!