今回は選択肢が色々あると、流れも作りやすいという話です。
とくに、ビジネスや起業ということを考えている人は面白いかもしれません。
選択肢とは1つでなく2つ以上あったほうがいい
よく専門性とか、プロとか、スペシャリストなんでもいいのですがそういう言葉は「1つ」で「長時間」というのがあります。それを否定する意図はないのですが、そもそも最初から一つだったのか?というのが常に疑問でした。
また、例えば美容師のプロみたいな人がいて20年やっていると。確かにすごいです。ただ、そういう人はゴロゴロいるわけで、素人からすればすごいけど、美容師の人たちから見れば普通だと。こういうのが普通にあるわけですよね。ここでだから良い悪いではなくて、そういう美容師の中でも違い(技術やサービスとか)を出したりまたは違う生き方(ライフスタイル)をする必要はあるわけです。多分ですが。
そうなると、ここでも選択肢は必須です。もっといえば、選択肢=アイデアと言ってもいい。アイデアがないとは選択肢がないので、選べない。言われたままのものを選ぶことになる。それこそがアイデアがない状態なのかもしれないですね。
選べる、選択肢があるとは、そういう意味で、1つでなく、2つ以上できれば3つ以上あることじゃないかと。2つだと同じ軸でしかなかったりするかもしれないので。
1社、一人で決められるか?というとそれはない
ある会社に20年勤めたという人はいるわけです。すでに世代が変わりミドル・シニアでしかありえないようになっていますが、ギリギリ僕の世代もありえるんだろうというところです。むしろレアかもしれないですよね。勤め続ける人がこの世代では。
さて、そういう1社で色々やることを否定しないのですが、1社ではやはりその人付き合い、考え方にも限界がある。その中でやろうとする場合ですよね。
そして、友人が一人というケースは極めて稀だと思っていますが(そうではないかもしれないですが)、知り合いも含めればコミュニケーションが取れる人って複数いるのが健全かもしれないなと。
1社であり、友人が一人という付き合いの中では、あまり考えが磨かれず、または提示した考えが良いか悪いか。その人の見方、その会社の見方でしかなくなるんですね。
それも大事な考えの一つですが、他の考えは?となると、途端に分からなくなる。これが選択肢がない状態じゃないかなとふと思ったんですね。
所属するコミュニティ数や関わる人に選択肢が増えるかも
仮説ですが、人付き合いが豊富な人は(八方美人ということでなく)、やはり考えが柔軟や色々知っているので選択肢が多い。アイデアマンであることが多いんじゃないか説です。
逆にいえば、所属する場が少なく、付き合う人が少ないと、考えが固くなります。例えば悩みがちというか。これでいいのか?って。悩むと考えるは明確に違いますが、端的にいえば悩む=同じところをぐるぐる回るので解決することはないです。悩んでいる状態がまさに悩んでいるというか。考えるとは、何かしら比較したり、考えを明確にすることで解決に向かうプロセスともいえます。悩むことを否定しませんが、悩んでどうにかなることは結構ないです(言語化として「悩んでいる」という人で「考えている」こともあるので分かりづらいですが、悩んでいる人は考えられてないことも多い印象です)。
ということで、
・人付き合いを増やす
・色々な場に関わる
って良く言われるわけですが、あまり好きな言葉ではない「人脈を増やす」とかもそうですね。ただこれそれだけしていればいいなんてことではなくて。では、それによって何を得ているか、または提供できているのかが大事です。
例えば、
・その場に関わることで学びがある
・その人に提供することでこちらも気付ける
・そこから思わぬ気付きや学びを得た
・他の場や所属では実現できない行動ができた、促進された
みたいなことです。
20代前半くらいまでは大学とか特定の学びの場があるわけですが、社会人になっていくと、そういうのって途端に「自己設計」になります。多分考えている人は学生でも考えるわけですし年齢は関係ないんですが、そこから途端にですが「付き合う」人が変わり、人が変わります。
つまり、会社とか職場みたいなものとか、サークルとか、オンラインコミュニティとか色々あるし作れるわけですが、開拓しないとなかなか増えないし、というか勝手に増えるものではないかなと。
今回はこれくらいとしますが、これをすることで結果的に
・自分のスキルや価値に対して気づく回数が増える(深い話ができるといったほうが分かりやすい?)
・同様に、気付きの質も高まる(様々な観点から考えることができるので、一方的な考えにならない。少なくとも主張する時は違う考えもあった上で話すことで大分訴え方が異なるのではないか)
・人々や社会のニーズに気づける(気づきと同様ではありますが、自分の中での気付きでなく、人の観点が得られるという意味合い)
などが出てくるわけです。
これってまさに、シゴトづくりなんですよね。
そこで知ったり、学んだから、こういうこともできそうだと、確かな実感を得ることにつながる。まさにシゴトのアイデアや選択肢が出てくる。
情報やインプットが大事というところですが、こういう人との関わりや場やコミュニティも大事なインプットなんじゃないかというところでした。アウトプットも兼ねるので厳密に分けなくてもいいですが、少なくとも、他人と関わる機会を増やすことは、多分プラスになるはずです(無理にしようとか、知らない人のいる異業種交流会に行こうみたいな話ではないです(笑))。
それらはある種の行動投資で、最終的に自分にまたは社会やその関わる人に還元されたり提供しているのであれば、やはり返ってくるんじゃないかと僕は信じてますね。