管理栄養士 兼 パーソナルトレーナーのSAEです。
いつもありがとうございます!
そろそろ寒くなってもいいんじゃないかなーって思う日々この頃です。
冬物の洋服を早く楽しみたいです。
やっぱりお洒落をするってウキウキするし、人生の色が鮮やかになる気持ちになります。
お洒落って本当魔法みたいです。
ということで、最大のお洒落と言われる体型を整えようと頑張っている皆様にぜひ読んでいただきたい低糖質のお食事についてです!
今回のお悩みは
「低糖質の食事をすると体脂肪率が上がる!」
低糖質の食事管理をされたことのある方で、体重は下がるけど体脂肪率が上がっていくというご経験をされたことはないでしょうか?
それには理由があります。
特にスタート時期に起こりやすいことですので、ここで挫けないで!
キーポイントは…
水分
糖質は水分子と結合し、水を保持するという特徴があります。
(塩みたいですね!)
糖質1gに対して、3gの水を体内に溜め込みます。
低糖質の食事をスタートすると、まずは身体に溜め込んでいる糖質を消費していきます。
そこで水も一緒に抜けていくのです。
低糖質をスタートして1週間ほどはこの反応が続くため、体重がガクッと落ちやすいです。
体脂肪が燃焼されている訳ではないので、体重が下がった分、体脂肪の割合は上がっていきます。
この反応に対して、体重計の原理を加えるとさらに謎が解明していきます。
体重計は、上に乗っただけで体脂肪率が出てきます。
この原理は、「生体電気インピーダンス法」という分析方法を応用しています。
生体電気インピーダンス法とは?
身体に微弱な電流を流し、その際の電気の流れやすさ(電気抵抗値)を計測することで体組成を推定する方法。
「脂肪はほとんど電気を流さないが、筋肉などの電解質を多く含む組織は電気を流しやすい」という特性を利用している。
「電気の流れやすさ」がポイントになっています。
では、思い出してみてください。
Q.水って電気を通しますか?
A.めちゃくちゃ通す!!!
ということで、水ってめちゃくちゃ電気を通しやすいんです。
糖質を控えることで、水が身体から抜けていきます。
その影響で、電気が通りにくくなり、体重計は脂肪が増えたと判断します。
なので、体脂肪率が増えていくのです!
実質的には増えてないのに!!
この反応が出たら、糖質を十分に制限できているという証拠です。
安心してください。
対策としては、
十分に水分補給を行うこと。
身体の大きさにもよりますが、1日に女性ですと2リットル、男性ですと3リットル以上を目指していきましょう。
焦らず原因を解明できれば、安心して身体を変えることができます!