ツイノベ 256-260

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小説
彼女が僕の料理を食べたいと言ってきた。彼女からのお願いなんて滅多にないので、食材の自腹を切り、目を剥き、骨を折り、手を焼き、心血を注ぎ、頭を抱え、身を削ってなんとか料理を作る。偏食な彼女もこれできっと満足してくれるだろう。彼女に食べられるのを、嬉しそうに待った/№256 僕の料理
子どもの頃、一つ飛ばしずつ電車の席に人が座っていることに気付く。「なんで間を空けてるの?」と母に聞くと、「人と人との間には『嫌い』が潜んでいるのよ」と答えた。 今にして思えばあのとき、僕を挟んで座っていた母と父の間にはもう、『嫌い』が潜んでいたのかもしれない/№257 「嫌い」の席
語彙力ガチャとゆーなんかすごいのがあるらしい。出てきた言葉が身につくとかそんなのだそうだ。僕はやばいと思って回したら、なんだか語彙が増えたみたいな気がした。回す。回す。回した。頭の中に流麗な言葉が溢れ出して、千種万様な表現がある事に感嘆する。まさに幸甚の至りだ/№258 語彙力ガチャ
彼女に「」いいところを見せようと散歩√をーして地面を×。そしたら:で眼鏡を÷。彼女が@驚いて目を、にしたけど怪我はなかったから&した。もっと♯に走れたら良かったのに。.疲れた〜帰宅する。今日の晩ご飯は彼女特性の#ドビーフだ。おなかいっπ食べよう。いただき〼/№259 記号言葉
目が覚めるとゲームの世界に入り込んでしまったらしい「困ったな」住民に話しかけても同じ台詞ばかり繰り返す。どうやらNPCのようだ「困ったな」 帰り方も分からず、同じ道を右へ左へ往復する「困ったな」冒険者が教会へ入っていくのが見えた。すると、目の前が真っ暗になった/№260 NPC

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