ケトジェニックダイエットはアーユルヴェーダ的にいいの?

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美容・ファッション
今は糖質制限脂質制限などといった様々なダイエットがありますよね。

ケトジェニックダイエットのような
糖質をオフしてたんぱく質を多くとるというようなダイエットは
アーユルヴェーダ的に見て良いとされているのでしょうか?

今回はダイエットとアーユルヴェーダについてお話していきます。


アーユルヴェーダとダイエット


まず最初にアーユルヴェーダには
生まれながらにして持っている変わることのない体質「プラクリティ」
という考え方があります。


プラクリティ
1つの性質の割合が高いワータ体質、ピッタ体質、カパ体質のほかに、
ワータピッタ体質の様に2つの性質の割合がだいたい同じタイプ。
3つの性質の割合のバランスが取れているトリドーシャタイプ
などがあります。

そして「プラクリティ」とは反対に「ヴィクルティ」という言葉もあります。
これは環境や生活スタイル、加齢によって変わってくるもの。

毎日の過ごし方によってワータが増えてしまったり、
ピッタが増えてしまったりするのです。

みなさんの周りにも、もともと華奢で脂肪がつきにくいタイプの人、
生まれつきがっちりとした骨格の体型の人など様々な人がいますよね。

アーユルヴェーダの観点では、
もともとの体質「プラクリティ」に限りなく近い状態でいることが
病気になりずらく健康な状態であると言えます。

つまりもともと筋肉質な人が筋肉を減らして華奢な体型になるというのは、
とても難しいことですし、
生まれ持った体質からかけ離れてしまうので
不調の原因になりかねません。

アーユルヴェーダでダイエットを考える時には、
自分のもともとの体質「プラクリティ」を理解すること、
自分が生まれ持った体質が一番健康で美しいということを
念頭においてほしいと思います。

自分の体質を知りたい人は体質診断を受けてみることもおすすめですよ。



アーユルヴェーダとケトジェニックダイエット


ではケトジェニックのダイエットはアーユルヴェーダ的に良いのでしょうか?
答えは、『プラクリティとヴィクルティの状態によって異なる』のです。

ここからは体質や今の状況に合わせてダイエットのお話をしていきます。



➀ワータ体質又はワータが増えている人

もともとワータ体質の人やワータが増えてしまっている人は、
身体が軽く痩せています。
そういった人たちが無理に食事を制限するのは不調のもと。

お米といった炭水化物をしっかり摂って、
適度に甘いものを食べて(精製砂糖はNGです)
身体に栄養を与えてあげてくださいね。

大豆などの植物性たんぱく質もワータの乾燥の性質を高めてしまうので、
摂りすぎはよくありません。


➁ピッタ体質又はピッタが増えている人

ピッタ体質の人は消化力が強いと言われています。
お肉は比較的消化に重いのですが、
ピッタ体質でしっかりと消化機能が働いている人であれば、
お肉の消化もそこまで負担にはなりません。

しかし特に赤身の肉や魚はピッタを増悪させてしまうことが考えられます。
鶏肉や白身魚ならOKですが、食べ過ぎは体調を崩しかねません。
生野菜と一緒に、身体に負担にならない範囲で食べてくださいね。


➂カパ体質又はカパが増えている人

カパが増えているというのは脂肪も増えていること。
脂肪というと敬遠されがちですが、
身体の組織の機能に栄養を与えるとても大切なもの。

しかし増えすぎることで毒素の増加にもつながり、
心身ともに重くなってしまいます。

カパが増えている人には
脂身の肉や魚を避けるダイエットは向いています。

しかしカパ体質の人は消化力が弱いという難点があります。
動物性たんぱく質を摂るのであれば鶏肉や小魚が向いています。
大豆などの植物性たんぱく質はカパ体質の人にぴったりです。


自分の体質と今の状況にあった食事を選ぼう!


巷では「○○ダイエット」「これを食べれば痩せる!」といった
情報があふれかえっています。

しかしそのダイエットは本当にあなたに合っているのでしょうか?

実際に新しいダイエットを始めて、
ニキビや発疹が増えたり、便秘になったりする人もいます。
これらは身体からのSOSサインです。

そのまま続けて体調を崩してしまったら元も子もありません。

自分の体質を知り、今の身体の様子を理解したうえで、
あなたに合った食事や生活スタイルを探っていきましょう!









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