就業規則に与えられた役割

記事
法律・税務・士業全般
就業規則に与えられた役割とは、どういったものなのでしょうか。

就業規則とは、
労働条件や働くうえでのルール(服務規律)をまとめた、いわば「会社のルールブック」であり、
「会社の憲法」とも呼ばれる存在です。

就業規則を作る目的としてよく挙げられるものとして、
「ルールをハッキリと定めて、従業員をしっかりと管理する」

ということがあります。

しかし、就業規則を作る目的は果たしてそれだけでしょうか?

〇 ルールをハッキリさせる
〇 従業員の待遇の根拠(基準)をハッキリさせる
〇 『会社と従業員との間の信頼関係を築く』
そして、会社業務の安定化を図る

これこそ、就業規則に与えられた、大きな目的ではないかと考えられます。

従業員を会社ルールに則って、しっかり管理することも大切
しかし、一方で労働条件やルールをハッキリ定めることにより、会社と従業員間の信頼関係の土台を築き、ひいては会社業務の安定化に資する

このような、ポジティブな意味合いでもって就業規則を作成する、
この様な着眼点も大切なのではないでしょうか。

だからこそ、従業員数や、法人・個人に関わらず、従業員を雇用されている皆さまに、ぜひ就業規則を備えて頂きたいと考えております。

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