HSPとテレビ番組の相性の悪さ

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ここ最近はテレビをつけることすらしなくなりました。とはいえ全く見ないわけではありませんが、テレビをつけると目や耳にしたくない要因が侵入してくるので、あえて遮断しています。




HSPの方々の声を聴くと、同じようにテレビを見ないようにしている人が多く見受けられます。


私も、心をかき乱す素因となる影響を考えると、思い切ってダラダラつけていたテレビを消すことを助言することもあります。







私が一時期、仕事の関係で昼間にテレビを見る時間が多くなった時、その時間帯で各局こぞって放送するのが「ワイドショー」でした。

あきれるほどどの局も同じネタを毎日飽きもせず取り上げている。視聴者が興味を惹かれるような話題を一斉に扱うのはメディアビジネスの性質上致し方ないことですが、繊細かつ激しい共感性を持つHSP気質の当事者としては、内容やその伝え方によってはかなり刺激が強すぎると思われます。





ただダラダラ流すだけなら問題はありませんが、

そのネタについて激しく非難しあう
非難したコメンテーターをまた非難する別のゲストコメンテーターがいる
中立であるはずの司会者(今の時代はMCと呼ぶ)までが一方的に持論を白熱させる

今の時代はこんな展開がデフォルトらしい。みんながみんな口が悪くなったものです。








現代のテレビの性質についてどうこう言うのはまたお門違いかもしれません。

ただ、我々HSPのような刺激に敏感な気質を持つ者にとっては、あまり良い影響はありません。そんなやり取りが始まったらすぐにテレビの電源を切るべきですね。







ところが、最近はネットのトップニュースでワイドショーの発言をそのまま記事にしているようなものもよく見かけるようになりました。逃げ場を失ったような、非常に生きづらい時代になっと日々痛感しています。








HSP気質の特徴として、繊細で美しい音楽等の芸術作品に心を清められることがあります。私だったら、非難の応酬が展開されるテレビ画面を見るよりも、自分の心が満たされるような音楽を聴いていたい。







よく、ネットに詳しくない高齢者や地方の山間部に居住されている方々のことを「情報弱者」と呼ぶことがあります。必要な情報が行きわたらずに被害にあってしまうことの啓発的呼び名です。


ところが、果たしてその情報が必要なものなのか。逆にその情報を得ることにより被害にあう(精神が不安定になる)人もいます。





世間的な右だー左だーにとらわれるべきではありません。あくまで自分軸をしっかり認識し、貫くこと。テレビの電源を切るなんてこんな簡単な対策はありませんね。




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現代は情報過多社会。我々もその情報のスクリーニング能力を身につけ、自分にとっていかに必要か、否かかぎ分けられるようになりたい。




HSPは確かにその可否問わず吸収してしまうからこそ、心にダメージを負ってしまいます。自分の境界線を強化し、自分を痛めつける可能性のある情報をシャットアウトすること、これを身につけること。

心にとめておきましょう。




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