アンリセット#5 地図にない話をしよう

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(前回のあらすじ)
地域おこしに興味を持った一莉は、主催者の秋山信一郎から名刺を渡され、そこに「地域即元気付け人(びと)」 と想と同じように肩書きがある事に驚いた。

(本編)
秋山が前に立ち、周囲を見回す。「今日集まってくれた皆さん、ありがとうございます。想像以上の顔ぶれで嬉しいです」「空き家のこと、地域のこと、みんなのこと。ちょっとだけ想像してみてください。ここに誰がいて、どんな時間があるか」「難しく考えなくて大丈夫。ここに来た時点で、もう参加してる。今日やることは、“実験”です」「誰かの正解じゃなくて、自分の“やってみたい”がヒントになる。話す、描く、動く。その全部を、今日は使ってください」「このワークショップには、名前があります」一莉がふと顔を上げる。秋山は、黒板の前に立ったままそう告げた。「名前は、

【想像力、知らない地域に染みれ】」

秋山は笑って続ける。「地図にない、ってのは、誰かの中にまだないって意味なんです」「扉が見えても、結局入らないみたいな。でもはしごから天井みたいなルートがあると言われたら、試したくなると思うんです」発表者の声に、静かにうなずく人がいた。「地図にない場所も、想像力で配慮されてる。そういう思いで、つけました」
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