「なぜ自分はいつもこうなるのか」を一緒に整理します
公認心理師の「うるかす」と申します。
精神科病院で15年以上、人との関係の中で揺れる心と向き合ってきました。
人と関わるたびに、距離を取りたくなる。
嫌われている気がする。
相手の反応が気になって疲れてしまう。
そして最後は「自分が悪い」と思ってしまう。
こうした苦しさの背景には、性格そのものではなく、繰り返されてきた“心のパターン”が関わっていることが少なくありません。
愛着の揺れは、「不安が強い人」や「依存的な人」という単純なものではありません。
安心したい気持ちが人一倍強いからこそ、関係の中での揺れも大きくなることがあります。
返信が少し遅れただけで胸がざわつく。
優しくされると、かえって疑ってしまう。
距離が縮まると急に冷めてしまう。
安心できたはずなのに、また不安が戻ってくる。
誰かと会ったあと、反省ばかりが頭に残る。
など
このような波は、一度話して落ち着いたとしても、形を変えて繰り返されることがあります。
そのたびに「また同じことをしてしまった」と自己否定が強まってしまう方も少なくありません。
私は励ますことや前向きさを求めることよりも、
今起きている反応の「仕組み」を一緒に整理することを大切にしています。
変わることを急ぐのではなく、まず自分の中で何が起きているのかが見えること。
それだけでも心の負担は少し軽くなります。
揺れをなくすことよりも、揺れたときに「どういう流れでそうなるのか」が分かること。
そして、必要なときに戻って来られる場所があること。
それが私の支援の軸です。
多くの方は、自分の反応を「弱さ」や「性格の問題」と捉えています。
けれど実際には、防衛や適応の結果として身についたパターンであることが少なくありません。
責める対象ではなく、理解する対象として扱うことで、心の緊張は少しずつほどけていきます。
話しているうちに、「ああ、自分はこういう流れで不安が強まるのか」「だから距離を取ってしまうのか」と見えてくる瞬間があります。その気づきは劇的ではありませんが、静かに自己否定を和らげていきます。
1回で整理できることもありますが、少し時間をかけて話される方ほど、
ご自身の「波の形」や対人パターンがはっきりしてきます。
愛着の揺れは、急に変えようとするとかえって強まることがあります。
少しずつ、同じ流れの中で扱っていきたい方に合う相談です。
必要に応じて続きから扱うこともできますが、無理に継続を勧めることはありません。
「一度話して終わり」よりも、
「少しずつ自分のパターンを理解していく時間」に価値を感じる方に向いています。
表面的な出来事の整理だけでなく、その奥にある繰り返しの流れまで一緒に見ていきます。