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腸に穴が開いて見えた社会

 はじめにこの春、私は小腸に穴が開き(小腸穿孔)、「ストーマ造設術」という手術を受けました。小腸を15cmほど切り取ったけれど、切り口がくっつかない。そのため小腸の一部を脇腹から引き出して、そこから排泄行為を行うというものです。その出口をストーマと呼びます。人工肛門とも言いますが、形状は全く異なり、私の場合は4cmから5cmほどの太い粘膜状のものです。特殊フィルムで覆っていますが、日常的に腸がお腹かから出ている状態...。入院中、同室になった女性は、「こんな身体になってまで生きていたくない...」と泣いていました。まさにそうした心境でした・・・ しかし私の場合は、来年、このストーマを閉じる手術(「ストーマ閉鎖術」)を受けて、健常者に近い状態を目指すという治療方針になりました。(ついでに、取り切れなかったS字結腸にあるポリープを、腸ごと切り取るそうです)こうしたことから、当初は障害3級かと絶望していましたが、障害ではなく疾病扱いとなったのです。 (ご興味ある方で、内臓が苦手でなければ、『回腸ストーマ・双孔式』『ストーマ脱出』などで検索してみてください) 1. 障害と疾病の違い では、障害と疾病ってなにが違うんでしょう? 簡単に言えば、この先、治る見込みがないなら「障害」です。 「障害」: 身体または精神の機能が、長期的または永久的に失われた状態。● 障害の種類身体障害: 視覚、聴覚、肢体不自由などの身体的な機能障害。 知的障害: 知的機能の発達が遅れ、日常生活や社会生活に支障をきたす状態。 精神障害: 精神的な健康問題が原因で、社会的な活動や日常生活に困難が生じる。 ● 支援障害
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助けることがリスクになる時代に思うこと

これは何年前か忘れましたが、印象に残っている出来事があります。当時、私はコンビニだけを経営していました。たしか「障害者支援に関する新しい法律」が出たタイミングだったと思います。(もし記憶が違ってたらすみません)本部から全国の店舗に向けて、「障害者の方が来店された際は、困っていたら補助してください」という通達が届きました。私はそれを見て「普通のことじゃん」と思い、スルーしてしまいました。なぜなら、私は昔から自然とそうしていたからです。妊娠中の方や、ケガをされている方がいれば扉を開けたり、荷物を車まで運んだり。“気持ちよく買い物してもらいたい”という思いで、特別意識せずにやってきました。そのためかわかりませんが、売上も順調に伸びていました。ある日、なんとなく知り合いのBARに飲みに行きました。するとたまたま隣に、障害者支援団体のトップの方(Aさん)が座っていたんです。オーナーが私を紹介してくれて、2人でお酒を飲むことになりました。しばらくしてAさんが突然、「この新しい法律、知ってる?」と聞いてきたんです。私は一瞬「?」となって、「知らないです」と答えました。するとAさんは少し怒ったように、「経営者なのに知らないの?」と。私は「知らないけど、普段から自然にやってますよ」と返しました。それでもAさんは「いや、知っとかないとダメだよ!」と熱く語り始めました。私は「じゃあ、ぜひ説明してください」と丁寧にお願いして話を聞いているうちに、「あ、これ本部からも案内来てました」と思い出しました。そこで私はこう伝えました。「覚えてない私も悪いと思いますが“当然のこと”をしているつもりです。法律のこと
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発達障害者支援法と大人の発達障害

「発達障害者支援法」という法律をご存じでしょうか。 2005年4月に施行され、2016年に一部が改正されました。 印刷するとA4で4ページくらいの法令ですが、今一度目を通し直してみました。 しかし、私が期待している内容ではありませんでした。 1.法制定の目的発達障害者支援法は、その目的を以下のように定義しています。 「発達障害者の自立及び社会参加のためのその生活全般にわたる支援を図り、もって全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に資することを目的とする」 障害者の自立と社会参加を目的としているのはこの法律だけではありません。 障害者基本法、障害者総合支援法にも同じようなことが書かれています。 現在、「障害者」というとき、大きく分けて身体・知的・精神の3つがあります。 発達障害は精神障害のうちの一つとされています。 ただ、精神障害・精神疾患のほとんどが後天的な病気であるのとは対照的に、発達障害は先天的な脳の特徴ゆえの生活上の困難、とされています。 先天的ですから、病気というよりその人が持って生まれた特徴です。うつ病や統合失調症のように薬で治すことが出来ない(現時点では、かもしれませんが)障害です。 非常に根本的で大きな違いです。 これを「精神障害者」としてひとくくりにしている時点で、かなり無理があったのでしょう。 発達障害にはそれに見合った、特有の支援があるべき、と、個別の法律を制定したことが示しているのです。 2.同法の内容発達障害者支援法は長い条文ではないので、ご興味がある方はインターネットからダウンロード
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うつ病で無職になった場合のお金問題

うつ病に限らずメンタルな病気で仕事を辞めざるを得なくなった時、一番の懸念点はお金だと思います。 給与分をどこから得るか、どこで出費を抑えられるか、困ったときに使える支援制度はあるのか。 段階に分けてまとめました。 1.退職前から「傷病手当金」を活用しよう 病気になってすぐに退職を考える人は少ないでしょう。 まずは主治医から診断書をもらって休職する人がほとんどです。 ただ休むだけだと有給を使い切ったら無給になります。 連続4日目以降からは「傷病手当金」の支給対象となりますので、数カ月単位の休職が決定したら申請しましょう。 傷病手当金は、加入している健康保険組合の制度です。 まれに会社が支給してくれると思って、「働いていないのに同僚たちの実績からもらうみたいで申し訳ない」と考えて躊躇する方がいますが、会社が支給するものではありません。 休職手続きをしたときに人事総務部等から案内されると思いますが、それが無かった時は自分から問い合わせてみましょう。 加入している健康保険組合(保険証に名称等記載があります)に問い合わせても教えてくれます。 過去12か月間の平均給与の2/3相当が最大1年6カ月間支給されます。 退職後も満期になるまでは支給されますので、しばらくは安心です。 2.通院が続くなら「自立支援医療(精神通院医療)」を申請しよう メンタルの病気は通院治療も長い期間かかることが多いです。しかも発症当初のしんどい時は週1回など頻度も高いでしょう(安定すれば月1回程度に減っていきます)。 その都度診察代と薬代を3割負担していると、かなり大きな費用負担になります。 通うクリニックと薬局が固
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「障害者支援に貢献!グリーンダイアリー」を今年こそ!

昨年秋に『目に優しいグリーンダイアリー』を考案し、身近なところでお付き合いのあった障害者支援施設の活動や現状を目にして商品モデルを試作しながらクラウドファンディングを立ち上げプロジェクトに挑戦致しましたが、結果は目標には遠く届かず厳しい結果となりましたが、手応えはあり何より協力いただいた障害者アーティストの皆さんが喜んでもらえたのが一番でした。中身は開きがよく使いやすい環境にも良い寒冷紗付きPUR製本となっています。 本文紙質は光の反射を和らげる、目に負担をかけないグリーンの用紙を使用。 視覚過敏の方や健常者の方にもおすすめの商品となっています。 実用的なA5サイズ、年間ダイアリー、マンスリーダイアリー、ウィークリーダイアリーとたっぷり方眼ページもついて192pのボリューム。贈呈用のし袋お付けいたします 表紙は障害者支援施設提供のデザイン類からお選びいただき、腰帯にはオリジナルの企業広告を印刷し添付させていただきます(会社名、連絡先、キャッチコピー、HPアドレスやQRコード掲載でサイトへの誘引も可能です) *表紙デザインサンプルは9月末までに支援者様にメールで配信し選定いただきます *広告コンテンツはお送りする帯ジャケット用テンプレート(9月末メール送信)に広告内容添付いただき校正実施~10月末までに校了既存のノベルテイアイテムをこの企画に変更いただき配布先にも喜んでいただき企業側の広告効果も上がり障害者施設にもデザイン料として売り上げの一部を還元できるという新しいモデルを全国に広げて置けたらと考えています。昨年は各企業や店舗様へのアプローチがまだまだ不足しており今までにない
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配慮しているのに、なぜうまくいかない?

“思いやり”が空回りする支援に共通する思考の落とし穴■はじめに「できる限りの配慮をしているのに、なぜかうまくいかない」「丁寧に接しているつもりなのに、相手が怒ってしまう」「“支援している側”が疲弊してしまう」これは、障害者雇用や特別支援の現場でよくあるお悩みです。私は元特別支援学校教員として、様々な障害のある子どもたちと関わってきました。現在はその経験を活かし、企業や支援者の方向けに「支援がうまくいかない背景の整理」をサポートしています。今回の記事では、現場で私自身も何度もつまずき、後に気づいた「支援がうまくいかないときに共通している“ある落とし穴”」についてお話しします。■「支援がうまくいかない」と感じたとき、実は何がズレているのか?支援が空回りする原因は、能力不足ではなく“支援の前提としている考え方”がズレていることが多いです。その中でも特に多いのが、次のような思考のパターンです。【よくある思考パターン】 「普通はできることなのに、なんでこの人はできないんだろう?」「あれもこれも配慮しているのに、足りないって言われた…」この思考には悪意はありません。むしろ、支援する側が一生懸命で真面目だからこそ陥りやすい落とし穴です。■実は…“前提のズレ”が支援のズレを生む配慮がうまくいかないときの構造を簡単に表すと、こうなります。 1. 支援者は「配慮している」と思っている 2. でもその“配慮の内容”が、本人のニーズとズレている 3. 相手からの拒否や無反応が返ってくる 4. 支援者は「何が悪いの?」と戸惑い、疲弊するつまり、「思いやりが伝わらない」のではなく、そもそも“求めていたもの
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精神障害者の就労について考える

精神障害者が働こうと思ったとき、障害・疾病を勤務先に伝えるか、伝えないか、で悩む方が多いです。 出来れば伝えたくない。でも伝えないことによるデメリットも、伝えることのメリットも分かる、というのが本音ではないでしょうか。 精神障害者の就労は、どう考えればいいでしょうか。 1.障害者雇用促進法とは 【障害者の雇用の促進等に関する法律】1960年交付目的:この法律は、障害者の雇用義務等に基づく雇用の促進等のための措置、雇用の分野における障害者と障害者でない者との均等な機会及び待遇の確保並びに障害者がその有する能力を有効に発揮することができるようにするための措置、職業リハビリテーションの措置その他障害者がその能力に適合する職業に就くこと等を通じてその職業生活において自立することを促進するための措置を総合的に講じ、もつて障害者の職業の安定を図ることを目的とする。(同法 第一章第一条)障害者雇用促進法とは、障害者が働く機会と均等な待遇を得られるため、安定して就労出来るための法律です。 この法律が改正されます。 具体的には、国・教育委員会・一般企業が雇用しなければならない障害者の人数(法定雇用率)が増えます。 2023年:2.3% → 2024年:2.5% → 2026年:2.7% 2.7%というと、社員数が「37.5人以上」の会社は最低1人は雇用する義務が発生することになります。 私が最初にこの法律を勉強したときは1.8%に上がったところでしたから、ものすごい増え方で、ちょっと驚いています。 もちろん受け入れ側がどうやって対応するか、という課題は残ります。 ベストではありませんが進展だと思
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なんで「なんで?」って言われると嫌がるの?

こんにちは、さわり@支援見直し本舗です。今回は、「問いかけ」がなぜ社会で歓迎されづらいのか、そして支援における問いかけの力について掘り下げます。「なんで?」が大好きだった子ども時代私は子どものころ、考えることが大好きでした。 • 宇宙はどうやってできたの? • 人は服を着たから毛が減ったの?それとも毛が減ったから服を着たの?そんな素朴な疑問を毎日ワクワクしながら考えていました。しかし大人になるにつれ、「なんで?」という問いは、歓迎されないものになっていった気がします。社会に出ると、考える暇がなくなる教員として働く中で、私は何度も「なぜ?」に直面しました。 • なぜ、形だけの会議に全員参加しなければならないのか? • なぜ、子どものための時間が確保できないのか?けれど、現場は「考える暇」すら許さないほど忙しく、そもそもを考えることがどんどん難しくなっていきました。社会は「答え」を求めすぎている社会では、「問いかけること」自体が面倒がられがちです。求められるのは「答え」。その結果、 • 「わからない」と言うのが恥ずかしい • 質問すること自体がためらわれるそんな空気が生まれています。問いの価値が埋もれてしまうのは、とてももったいないことだと感じています。問いを通じて見えてくる、本当の課題支援の現場では、「問い」が単なる疑問解決では終わりません。本質的な課題や困り感に気づくための、大事な手段でもあるのです。例えば、表面的に問題行動に見えることも、背景には認知特性や社会的なズレが潜んでいることがよくあります。行動だけを見て判断するのではなく、なぜその行動に至ったのか?その裏にある理由を
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切りたくても切れないご縁【障害者支援】

道端の花の写真を撮影しました。ほっこり、癒されます。昔、白馬の彼に話したことがある。 「1人でも、二人でもいい。割引して、生活保護の方、受け入れてくれない?」 「どーして、売り上げも好調だし、わざわざ生活保護の人を 受け入れなくてはならないの?」 という返事にむちゃくちゃ違和感を感じた。 今、星の彼とのことで、頭が痛い。 奴の考え方は分かった。 折衷案を取る気がない。 「利用者の考えも分かった。でも、うちはこうだ。」 というなら、まだ、いい。 自分のところの職員を守るために「イヤならよそを使え。」と 言う暴言・・・ 障害者の支援事業所は数が少なく、 また、高齢者のように、施設入所・死亡、という卒業が来ないため、 利用者の入れ替わりが起こるのは、 あと、50年後である。 ニーズに事業所が追い付いていない。 慢性的ヘルパー不足は、高齢者の介護支援事業所もそうだが、 障害者のそれは、もっと上回る。 待っても順番が来ない。 そもそも、私たちが元々ヘルパーとして働いていたところを メアリーは利用していた。 しかし、代表の方が亡き後、利用者の声に耳を傾けず、 殿様企業となった。 それがイヤになって、頼むところがなく、 仕方なく、奴の事業所になだれ込んだ。 今回、恋愛は抜きにしても、奴の仕事の姿勢に疑問を感じた。 しかし、よそがない・・・ 事業所は山ほどあって、市内・近隣、全部問い合わせたが、 【新規受け入れお断り】なのである。 そんな現状があるから、縁を切りたくても切れないのだ。 もう、話すことはない… だから、奴自身の連絡はブロックした。 しかし、奴の事業所と縁を切ることが不可能である。
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