こんにちは、さわり@支援見直し本舗です。
今回は、「問いかけ」がなぜ社会で歓迎されづらいのか、そして支援における問いかけの力について掘り下げます。
「なんで?」が大好きだった子ども時代
私は子どものころ、考えることが大好きでした。
• 宇宙はどうやってできたの?
• 人は服を着たから毛が減ったの?それとも毛が減ったから服を着たの?
そんな素朴な疑問を毎日ワクワクしながら考えていました。
しかし大人になるにつれ、「なんで?」という問いは、歓迎されないものになっていった気がします。
社会に出ると、考える暇がなくなる
教員として働く中で、私は何度も「なぜ?」に直面しました。
• なぜ、形だけの会議に全員参加しなければならないのか?
• なぜ、子どものための時間が確保できないのか?
けれど、現場は「考える暇」すら許さないほど忙しく、
そもそもを考えることがどんどん難しくなっていきました。
社会は「答え」を求めすぎている
社会では、「問いかけること」自体が面倒がられがちです。
求められるのは「答え」。
その結果、
• 「わからない」と言うのが恥ずかしい
• 質問すること自体がためらわれる
そんな空気が生まれています。
問いの価値が埋もれてしまうのは、とてももったいないことだと感じています。
問いを通じて見えてくる、本当の課題
支援の現場では、「問い」が単なる疑問解決では終わりません。
本質的な課題や困り感に気づくための、大事な手段でもあるのです。
例えば、表面的に問題行動に見えることも、
背景には認知特性や社会的なズレが潜んでいることがよくあります。
行動だけを見て判断するのではなく、
なぜその行動に至ったのか?
その裏にある理由を問いかけ、見つめることが支援の第一歩です。
社会とのズレと認知特性
社会のルールは「平均的な特性」に合わせて作られています。
しかし、発達障害(ADHD・ASDなど)を持つ人たちは、情報処理や理解の仕方、行動のペースが異なることがあります。
ズレ=本人の問題ではありません。
社会の側に合わせてもらう配慮も、支援には必要です。
「問い」を行動に移すために
支援現場で問いを活かすステップは次の通りです。
1. 観察と分析
行動の背景にある状況や反応を丁寧に観察します。
2. 認知特性の理解
その人固有の注意力や感覚特性を理解します。
3. 社会的なズレを理解
環境やルールとの相性を見極め、必要な配慮を考えます。
4. 支援方法の調整
本人に合ったサポート方法や環境を整えます。
まとめ:問いを活かして支援する
「なんで?」と問いかけることは、
単に答えを得るためではなく、
その人に本当に必要な支援を見つけるための鍵です。
支援者として、問いを通じて相手の視点に立ち、
より良い社会づくりに貢献していきましょう。