絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

11 件中 1 - 11 件表示
カバー画像

従業員が障害者から、健常者になったらどうすべきか?

 従業員が病気や、ケガなどで健常者から障害者になる(一般の枠から障害者枠に移行する)ケースはよくあります。 しかし、これと全く逆のケースが起きたら、事業所はどのような対応を取っているのでしょうか? 私は、実際に障害者枠から一般の枠に移行した経験を持ちますが、私のようなケースはあまりにも珍しいため、これまで日本の事業所は、そのような事例が発生したらどう対応するか、ほとんど考えてきませんでした。  他の社会保険労務士に訊いても、「そのようなケースに遭遇したことはない」と言われるばかりです。  つまり、障害者枠から一般の枠に移るケースは、事業所も全く想定していないわけです。  発達障害者ではないのに、障害者手帳を取得している人がいる!  しかし、現代の日本では、発達障害の誤診・過剰診断はごくありふれたものになっています。  小児科医で、お茶の水女子大学名誉教授の榊原洋一氏によると、他の医師から受けたASD(自閉症スペクトラム障害)の診断に不満を持って、自分の所にセカンドオピニオンを求めてきた患者の約2割が、実は誤診・過剰診断であったと言います(『子どもの発達障害 誤診の危機』{ポプラ新書、2020年}の記述より)。  榊原氏は、「ASDとは見なせない」と判断した子供たちの経過も継続的に確認していますが、その大部分は、幼稚園・保育園や、小中学校の通常学級にも問題なく通えていたと言います。  そう考えると、本当は発達障害者ではないのに、ASDなどの診断を受けている人が大量に存在するのは明らかと言えます。  しかも、近年の日本では発達障害や、精神疾患のある人を、選考時にふるい落とそうとする
0 500円
カバー画像

精神障害者の就労について考える

精神障害者が働こうと思ったとき、障害・疾病を勤務先に伝えるか、伝えないか、で悩む方が多いです。 出来れば伝えたくない。でも伝えないことによるデメリットも、伝えることのメリットも分かる、というのが本音ではないでしょうか。 精神障害者の就労は、どう考えればいいでしょうか。 1.障害者雇用促進法とは 【障害者の雇用の促進等に関する法律】1960年交付目的:この法律は、障害者の雇用義務等に基づく雇用の促進等のための措置、雇用の分野における障害者と障害者でない者との均等な機会及び待遇の確保並びに障害者がその有する能力を有効に発揮することができるようにするための措置、職業リハビリテーションの措置その他障害者がその能力に適合する職業に就くこと等を通じてその職業生活において自立することを促進するための措置を総合的に講じ、もつて障害者の職業の安定を図ることを目的とする。(同法 第一章第一条)障害者雇用促進法とは、障害者が働く機会と均等な待遇を得られるため、安定して就労出来るための法律です。 この法律が改正されます。 具体的には、国・教育委員会・一般企業が雇用しなければならない障害者の人数(法定雇用率)が増えます。 2023年:2.3% → 2024年:2.5% → 2026年:2.7% 2.7%というと、社員数が「37.5人以上」の会社は最低1人は雇用する義務が発生することになります。 私が最初にこの法律を勉強したときは1.8%に上がったところでしたから、ものすごい増え方で、ちょっと驚いています。 もちろん受け入れ側がどうやって対応するか、という課題は残ります。 ベストではありませんが進展だと思
0
カバー画像

精神・発達障害に必要な「ライフスキル」

障害者雇用の現場にいた時、「どんな資格取ればいいですか?」と、よく相談されました。障害者が働くとき、重要なのはパソコンが出来たり有名大学を卒業していることよりも、安定性です。そしてその安定性を支えるスキルが「ライフスキル」なのです。1.ライフスキルとはライフスキルとは、人間が人生の要求や課題に効果的に対処できるようにする適応的で前向きな行動の能力です。この概念は、心理社会的能力とも呼ばれます。対象は社会規範やコミュニティの期待によって大きく異なりますが、幸福のために機能し、個人がコミュニティの活発で生産的なメンバーになるのを助けるスキルは、ライフスキルと見なされます。(wikipedia)ライフスキルには、代表的な10項目があります意志スキル問題解決スキル創造的思考批判的思考コミュニケーション・スキル対人関係スキル自己認知共感的理解情動に対処するスキルストレスに対処するスキル(引用:インターナショナル・プリスクールCHES)障害者の人にこの全てを求めるのはかなり酷でしょう。特に精神障害・発達障害だと、障害特性がこれらを身につけることのハードルを更に高くします。ですから、これらが身についていることが就転職の際に必要なのではなく、自分に不足しているものは何か、を知っていて、それを他者へ伝えることが出来るか、が重要なのです。精神・発達障害者の方に特に身につけていただきたいライフスキルが3つあります。2.一番大事なのが「ストレスに対処するスキル」これは私の個人的な意見ですが、精神・発達障害の方にまず身につけて欲しいのが「ストレスに対処するスキル」です。ストレス、といっても、障害のない人
0
カバー画像

9月は「障害者雇用支援月間」

毎月何かしらの「〇〇月間」キャンペーンがありますが、9月は「障害者雇用支援月間」です。折角なので、障害者雇用とは何か、を、振り返ってみたいと思います。1.障害者雇用って何?と、思われる方も多いと思います。当事者、そのご家族、障害者と一緒に働いている方、その支援者、雇用主、などに該当しなければ縁遠い制度だと思います。根拠法は「障害者雇用促進法」で、「障害者の雇用義務等に基づく雇用の促進等のための措置、雇用の分野における障害者と障害者でない者との均等な機会及び待遇の確保並びに障害者がその有する能力を有効に発揮することができるようにするための措置、職業リハビリテーションの措置その他障害者がその能力に適合する職業に就くこと等を通じてその職業生活において自立することを促進するための措置を総合的に講じ、もつて障害者の職業の安定を図ること」を目的としています。法律に言われるまでもなく、ハンディキャップを持っている人はお仕事に就きづらいです。でもある部分でハンディをもっていても、別の部分では出来ることが色々あります。出来る部分をもっとフォーカスし、その人に合った働き方をすることで、本人も元気に、社会の一員としての役割を得て、社会に貢献してもらうための法律と制度です。2.普通の雇用と何が違う?以下は私の経験上の意見となります。①仕事の任せ方にコツが必要特記するようなハンディが無い人が普通にする仕事も、障害者にとっては思わぬところでストップがかかります。例えば入社したてですぐ任される「電話番」。聴覚障害のある方は勿論、不安障害や発達障害等の場合も、見知らぬ人から突然かかってくる電話に適宜対応する、
0
カバー画像

3、警察公務へ慣例より実利、録画送信でアナログ作業カット、労力と金と時間の無駄を無くす

 警察 110番受信に緊急案件とそこまでではないものを自動的に振り分けシステムと録音しながら位置情・報場所確定、カウンセラー的相談員を設置、緊急以外は相談員が対応。 カウンセラー的相談員やデータ収集・整理・検索・管理・PCワークは、人手不足と障害雇用の為にも、研修を受けた寝たきりや動き辛い身障系の方々が担当しても良いと思う。 警官・刑事に状況を無線で知らせた後で、日報や調査報告書を書かせて時間を取られるよりも、動画録画機能のボディカメラかフェイスガードかゴークルと車載カメラの記録をそのまま送信、それをPC班が必要な時には直ぐだせるように整理・管理すれば良いのでは? 学校教師・幼稚園教諭・保育士・介護士の公務系役人・職員らの報告書も同様、動画録画機能のボディカメラ系を装着して、それを報告書など欲しがっている相手にそのまま通信、時間手間の短縮。 {なんでアナログなそれが欲しいのか知らないが}紙に書いた日報・報告書がどうしても欲しい人は、音声を文章化できるソフトがあるのでそれ使って自分で文章にする。 従来の慣例しきたりに流されず、市民・国民の生命・財産を守る警官・海保・消防・自衛官だって命が掛かっているので制服や装備にもっと安全性と機能・実用・合理・効率化を取り入れるのと、モチベーションを上げる為に専門性と従事していく先に資格取得制を与えて欲しい。 例えば、電話応対や取り調べにしても、研修を受け長期従事で結果が良ければ カウンセラーやセラピストの資格、長期従事で結果が良ければ調査や捜査・警備・データ入力・検索作業・管理も昇級資格制度があり、退職時民間で警備会社や探偵・調査会社、PC企
0
カバー画像

避けた方がいい企業の特徴ベスト3

就労移行支援事業所に転職してから2ヶ月が過ぎました。面接同行や利用者の声をもとに就職を避けた方がいい企業の特徴ベスト3をまとめたので共有します!避けた方がいい企業の特徴ベスト3【ベスト3】やたら早く入社してほしい様子がうかがえる?と感じる人も多いと思いますが、これは法定雇用率の関係から都合よく人を集めようとしているパターンです。民間企業では2021年3月から法定雇用率が2.3%に引き上げになりました。この0.1%増加により新たに求人を出すパターンであるならばさほど問題ではございません。しかし、問題なのは少ない人数が何らかの重病を背負っている場合に法定雇用率の基準を満たす場合です。この場合は当然、彼らのうち1人でも抜けると、あっという間に基準を大幅に下回ってしまうのでハローワークから是正を求められます。また、身体障害者手帳の取得範囲は広く、内蔵疾患や免疫疾患も該当します。障害者雇用を実施していなくとも国からの要請を満たすために大急ぎでとりあえず障害者を雇用するということですね。怪しいと思ったらハローワークの方に情報を聞いてみるのも良いかもしれません。【ベスト2】障害に対する理解が浅い面接で障害特性を説明しても理解されない、または知識が著しく欠如している人事です。障害特性は千差万別です。現在の症状の頻度ぐらいであれば答えられますが、入社後の環境においてどれくらいの頻度で発症するかなんて本人はもちろん、誰もわかりません。1番怖いのは本人です。よっぽどの新人を除いてあまり障害配慮に力を入れているようには感じられません。「これからは障害者雇用も注力していきます」みたいに謳っている企業でも
0
カバー画像

【「やっくん」久木弥九蔵:著 第6回】

 今月末まで、過去のブログを一部修正を  施した上で再掲載とさせていただきます。  本日は、初期の名作、久木弥九蔵自叙伝  「やっくん」全7回の第6回目をお届け。  前回のブログも併せてご覧くださいませ。 ──────────────────── 以後、自分を磨くために、仕事一辺倒の  姿勢を捨てて、様々な活動を通して他者  との交流を深めて、スキルを高めながら、  人のあるべき姿を模索してきた。某劇団  に加入したのもその一環で「久木弥九蔵」  は、その際に考えた芸名である。離婚後、  とあるきっかけでクッキーを焼くように  なっていたことと洒落っ気のある芸名に  したかったことから「クッキー焼くぞ⇒  久木弥九蔵(くきやくぞう)」になった。  言ってみれば、「よし、行くぞ⇒吉幾三  (よしいくぞう)」のようなものであり、  他にもいくつか考えた中から、最終的に  当時交際していた彼女に決めてもらった。  すると劇団の歌の先生が私を「やっくん」  と呼び始めた。何でも、「この呼び方が  いい。じゃなきゃ嫌ぁ~」なのだそうだ。  シブがき隊じゃあるまいし、「やっくん」  でも「ふっくん」でも勝手に呼ぶがいい。  頼まなくてもそういう可愛いイメージで  見てもらえると手間がかからなくていい。 ────────────────────  その劇団や、障害者雇用での再就職先で、  他の者を尊重しない、自分を振り返って  反省しない、という多くの人の在り方が、  無意識に他者を傷つけている現実を目の  当たりにして、職場環境の整備や人の心  に寄り添うことの必要性を改めて感じた。 ──
0
カバー画像

障がい者就労支援の種類と特徴!(①就労移行支援所編)

障がいある方の就労支援って、いろいろありますがその種類や違い知ってますか??今日は簡単に紹介してみようと思います♪って、書いてみたら1個ずつが結構書くことあるじゃん!(+o+)なので、今回は種類と①の就労移行支援事業所について紹介します!★障がい者就労支援施設は3種類! ①就労移行支援事業所 ②就労継続支援A型事業所 ③就労継続支援B型事業所他にも、自立訓練(生活訓練)事業所ってとこもあって、就職まで支援してくれるところもありますが、話がややこしくなるので、3つに絞って説明してみます(*^^*)**********①就労移行支援事業所・就職するための訓練専門の支援事業所・自己理解や自分の特性の伝え方、ビジネスマナーとか教えてくれます・職場見学や職場実習、履歴書の添削~面接練習もしてくれます・職場見学は支援員さんが連れて行ってくれます、複数名で行くこと多し・職場実習は初日と「振り返り」*の日は支援員さんが同行・同席してくれます・実際に企業に応募し、面接に行く場合は同行してくれます・企業さんとの配慮事項や給与の交渉なんかもしてくれます(支援員による)・悩みがあるとき、支援員さんに声をかければ面談でお話を聞いてくれます*「振り返り」 →実習でよかったところや今後の改善点を実習先企業さんとお話する場★注意★・あくまでも就職するための場所なので、アルバイトとかはできません・在籍できるのは基本2年間、手続きにより最大3年まで延長可能な場合有・離職したからって、何度も利用はできません。お一人様1回の利用が原則 (通算して利用期間が3年までであれば利用できる場合有、事業所変更可)・事業所を選ぶ
0
カバー画像

ひとつの決意。

2023年7月、本気で不本意な離職をした。だからただいま転職活動中。今回の離職をきっかけに、わたしはひとつの決意をした。それは、障害者雇用枠での転職を目指す、という決意。まだ完全に決定したわけではないけれど、それは同時に障がいある方の就労支援を仕事にすることをあきらめるという決意でもある。正直、辛い。こんなに辛いと思わなかったくらい辛かった。特に障がいある方の就労支援を仕事にすることをあきらめるという決意は。ピア(仲間)として応援しながら、自身も勇気をもらえる仕事をあきらめるという決意は。これまで一般枠でずっと働いてきた。働けると思ってきた。心臓機能障害があることは手帳持ってるんだからもちろん知ってた。けど、医師に軽症だと言われ続け、親にも同じように言われ続けてきたし、わたしもそう思っていたから、健常者と呼ばれる人たちと同じように働けると思ってきた。だけど今回の離職をきっかけに、自身の経歴を体力観点に絞って振り返ったとき、やっぱり普通の人より体力はなく、疲れやすくもあり、それが離職理由の一部、あるいは根本原因になっていることに気づいた。障がいって、本当に自分の努力ではどうにもできないこともあるんだと、改めて思い知った。だけどわたしは働き続けることは絶対にあきらめない。せっかく働けるようになったのだから。障害者雇用枠だからって、甘くないってことも、いま思い知ってる。悔しい。けど、わたしはあきらめない。できることを仕事にしてやる。そしてこれまで以上に稼いでやる。いまの障害者雇用枠での転職なら、それは可能だ。わたしはあきらめない。あかり
0
カバー画像

はじめまして

はじめまして。よしひさと申します。ご覧いただきありがとうございます。突然ですが、みなさんはどんな人からならサービスを購入したいと思いますか?私はサービスを選ぶときはその内容も大切ですが、まずはそれを提供する人がこれまでどんな風に生きてきて、どんなことを大切にしているかを知りたいと思います。それを知った上でもし共感できたのならその人からサービスを買いたいと思うのではないでしょうか?こちらのブログでは私のこれまでの経験や考え方についてお話いきたいと思います。もし良ければお付き合いいただければと思います。最後までお読み下さり、ありがとうございました。
0
カバー画像

障がい者の労働について

一般就労で続かない、レベルを落とせるなら試してみたいという方向けです。雇用形態の分類と特徴、選び方などに触れようと思います。
0 500円
11 件中 1 - 11
有料ブログの投稿方法はこちら