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ゴッホの耳切り事件について考察する

ことの発端はゴーギャンが描いたゴッホの肖像画に対してゴッホが「俺の耳はロバじゃねえ」と吠えたかどうかはよく知らないけど、要はゴッホの逆切れからこの事件は始まるわけです。かなり前のコラムでも触れましたが、これは2人の同居生活の終盤に起きており、クライマックスともいえる事件。おそらくはこの肖像画は同居生活時に描かれたんでしょう。確かにゴッホの言い分もわからなくはないですよ。私でも描けるような耳を描いているわけですからね。裏を返せば、ゴッホはそれだけゴーギャンをリスペクトしていたのでしょう。ゴーギャンはもともと海軍でコックをしていましたから当然ながら生活能力ゼロのゴッホはただ絵を描くだけ。家事はすべてゴーギャン任せです。ゴーギャンは初めはゴッホをリスペクトしていただろうし、いったいどういういきさつで同居生活が始まったのかはいまだによく知りませんが、だんだん嫌になってきた。耳だけが何であんなに雑に描かれたかというとそれはゴーギャンも人間ですから、ゴッホに対して複雑な感情を抱いていたんでしょうね。だからなんだか不完全というか、アンバランスな絵になってしまったんだと思うんです。この事件は実はゴーギャンがゴッホの耳を切ったのをゴッホがかばっているとか、いろいろな説があるんでしょうが、私は違う気がしますね。もし仮にゴッホがかばっているとしたら、それはゴッホを遊び半分に撃ったであろう悪ガキですよ。この話は山田五郎が動画で紹介しているので興味がある方は見てください。この悪ガキは出世して後年に「俺がゴッホを撃った」とは告白していないけれども犯行をほのめかす意味深な発言をしているんですね。「ゴッホを撃
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日々の叡智(2020/06/19)

新型コロナウイルス感染症による社会的混乱・不安が収束するまでを目途に、原則的に毎平日、偉大な人物たちのことばをアップします。 このような時代(とき)だからこそ、皆さんが、毎日わずかな時間でも心を落ち着かせることができ、また、皆さんの心に響くことばと出会っていただくことができれば、幸いです。 「哲学ダイアグノーシス Philosophical Diagnosis」 チャンネル登録をお願いいたします。
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