【プロ歌手の前で恥をかくと…】
人は、葛藤や矛盾から生じる苦痛、即ち、
不安、不快、罪悪感又は葛藤や心の痛み
等に常に脅かされており、そうした衝動
や情動(耐え難い苦痛、羞恥心、罪悪感、
不快、不安等)を意識化することにより
引き起こされる心的苦痛や不安に対して、
それらを無意識に追いやり、その不安や
心的な苦痛の予感から”身を守る(心の
安定を図る)”ための心の保護的な働き
として「防衛機制」を用いることがある。
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人には、悪いことや恥ずかしいこと等を
した後で、それと反対の行動を取ったり、
自分を正当化したり、誰かを悪者にする
ことで、罪悪感や恥辱の感情をなかった
ことにしようとする無意識的な心の働き、
「防衛機制」の「打ち消し」が存在する。
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いつぞや、私は、ある大物歌手のライブ
に行き、終了後の握手会で大恥をかいた。
ただ握手するだけではなく、何か爪痕を
残したいと欲をかいたのがよくなかった。
少しは歌に自信があるからと、ご本人の
前で突然一節唄い出したのものの、緊張
で声が上ずり、常日頃の歌声とは似ても
似つかぬものを披露し、思い切り滑った。
「一緒に唄ってやろうかしら」「寅さん
みたい」と笑いを誘うだけの結果となり、
相手に爪痕どころか、自分の心に「失礼
なことをした」という罪悪感と「滑った」
という恥辱の感情を残してしまったのだ。
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その後しばらく、私は、その歌手の歌を
自分で唄うことはおろかCDを聴くこと
すら
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