中学受験の明日のために その46 図はフリーハンドで描こう
算数や理科では図を描くことが多いでしょう。学校の宿題では、図を描く際に定規などを使わせることがあるようですが、家で受験勉強をする際は定規を使う必要はありません。フリーハンドで描くからこそ、だんだんと上手になっていくのです。図を描かない人も多いですが、これもお勧めしません。問題文に描かれている図が複雑なものでない限り、図は自分で描きながら考えましょう。描いているうちにわかってくることがよくあります。特に、旅人算の問題などは線分図を描くと動きが見えやすいです。塾の先生は、解説をする時に線分図を描いて説明することが多いはずです。これは、生徒に理解してもらうために描いている側面もありますが、先生自身、難解な問題を自分で解く際には図を描いているのです。プロでもそうなのですから、受験生が描かないで解こうとしてはいけません。図の中に条件を書き込んでいく内に複雑になる時があります。もう一度描き直しましょう。何度描き直しても良いです。描き直す度に上手になっていく事を実感するはずです。まずは塾の先生の図を丸写しすることから始めてみて下さい。次に問題に描かれている図をそのまま描き写していきましょう。慣れてくると問題文を読んで図を描けるようになってきます。問題文に書かれている条件を書き込むことも大事です。どこに書けばややこしく見えないか、など書いて失敗する経験をしないとわからないことが多くあります。書くからできるようになるのか、できるから書くのか、どちらか先かはわかりませんができる子はよく書きます。書ける所から書いていく内に理解が進み、ますます書いて考えるようになるのができる子の特徴です。まずは書い
0