CATIAマクロの作り方(記録編)
前回CATIAマクロの作り方について紹介しました。ゼロから作って作れない事は無いのですが最初は右も左も分からない状態なのでここから始めるのはかなり厳しいと思います。これはExcelマクロでも同じです。そこでExcelに「マクロの記録」があるようにCATIAにも同等の機能「記録を開始...」という物があります。今回はこのマクロを記録してくれる「記録を開始...」について紹介していきます。点を作成する操作を記録する前回記事CATIAマクロの作り方で作成したcatvbaを使います。(消してしまった人は前回記事を参考に再度作っておいてください)点を作成するために新規でパートも作成しておきましょう。メニューの[ツール]-[マクロ]-[記録を開始...]を選択します。「マクロを記録」ウィンドウが表示されます。「マクロ名」がそのままモジュール名になるため、「マクロ名」を変更します。(既存のモジュール名「モジュール1」は使わないようにしましょう)「マクロ名」を指定し、「開始」ボタンを押下すると記録を止めるための停止ボタンが表示されます。その状態で点を格納するための「形状セット」、座標による点をそれぞれ作成します。点を作成したら停止ボタンを押して記録を止めます。記録した内容を確認記録した内容を確認してみましょう。メニューの[ツール]-[マクロ]-[Visual Basic エディター...]を選択(または直接[Alt]キー+[F11]キー)します。Visual Basic エディターウィンドウが表示されます。記録時の「マクロ名」で指定したモジュール「test1」が追加され、中に記録した内容
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