Fool meets magician 愚者と魔術師(タロット)
お馬鹿さんは若い学生に出会いました。彼らは「私は弁護士になりたい」「私はビジネスマンに」と何者かになろうとしてそのスキルを学んでいる最中です。お馬鹿さんは彼らに会って自分になかったものに気づきました。それは夢や希望を叶えるための先生やメソッドです。お馬鹿さんは斜に構えて「そんなもの役に立たない」「あぁ、詐欺師に騙されてんだな、かわいそうに」そんなことも思いました。でも、でも、でもお馬鹿さんは素直に思いました。僕に足りなかったのはそうか、謙虚さだったんだな、と。学生さんたちを羨ましいと思う気持ちと「だから、僕は何者になりたいのか?」と真剣に向き合い、学ぶことを厭わなくなりました。確かに、詐欺師もたくさんいます。でも、そんな言い訳や悪態をついてる自分を無性に恥ずかしく思いました。できることから始めよう。お馬鹿さんは学生さんに聞きました。世の中には詐欺師もいっぱいいるし、志半ばで諦めるかもしれない。それなのになぜ、君たちは勉強をしてるのかな?学生さんは答えました。「だって、僕は何も知らないから。教えてもらえることってすごくありがたいし、他に考えもつかなかった。オリジナルの発想でどうやったら病気を治せるの?確かに、直せない病気もたくさんあるだろうけど、無知で無力の今の自分よりも、知識と経験を授かった数年後の自分の方がはるかにマシだと思うから。」
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