ある朝、クライアントのサイトが乗っ取られました。WordPressにログインできなくなった時、私が最初に見たもの
WordPressの復旧・トラブル対応を承っている、Web制作エンジニアのWadaHideです。今回は、実際に私が対応したサイト改ざんの話を書きます。技術的な手順書ではなく、「あの朝、何が起きて、何を見て判断したか」という体験談です。もし今まさにWordPressにログインできなくて困っている方がいたら、どこかで役に立つかもしれません。始まりは、一通のメールでしたある朝、チームのディレクターのもとに、WordPressから「パスワードを変更しました」という通知メールが届いていました。本人には、変更した覚えがありません。嫌な予感がしてサイトを開くと、ページの上部に文字化けした意味不明な文字列が表示されていました。日本語でも英語でもない、ノイズのような出力です。「なんだこれ」というのが、正直な第一声でした。ディレクターがログインを試すと、ログイン画面は表示されるのに「パスワードが違います」と弾かれます。一方、私は自分のアカウントで問題なくログインできました。この「一人だけ入れない」という差が、単なるパスワード忘れではないと判断する決め手になりました。全員が入れないならサーバー側の問題ですが、特定の一人だけが弾かれるということは、そのアカウントが狙われたということです。幸運だったのは、サーバーの鍵は無事だったこと状況を確認していく中で、一つ分かったことがありました。WordPressの管理画面は乗っ取られていましたが、サーバーの管理画面とFTPには問題なくアクセスできたのです。これは大きい。こちら側に主導権が残っているということですから。もしサーバーの管理権限まで失っていたら、打てる
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