シリーズ:埼玉県民は埼玉の良い部分を知らなすぎるので、都民がその魅力を語る。その24
前々回に、埼玉は東京に近いために古いダムが残っており、そのレトロで魅力的な建造物を紹介しましたが。埼玉県と江戸との深いかかわりで、現在の川口市があります。川口市といえば昨今は悪いニュースばかりで有名ですが。しかし川口市安行といえば、植物が好きな人には植木で有名な場所。植木栽培の歴史は約400年にも及びます。安行の地名は、「新編武蔵風土記稿」によると、かつて中田安斎入道安行の領地であったことから名づけられた、とされています。(安行吉岡にある金剛寺という曹洞宗の寺も、明応5年(1496)に中田安斉入道安行が開基したと伝えられ、寺名も安行が金剛経を信奉していたことに由来している。 )そしてこの安行の地の植木栽培の起こりは、承応年間の頃、吉田権之丞によって始まったされ、彼は「安行植木」の祖とされています。安行が植木の里となったのは、吉田権之丞(1635~1703)は明暦の大火(1657年(明暦3年))の際に、江戸に植木を売り込んだのがきっかけとされ。江戸に近い安行は、そこから現在に至るまで植木の里となりました。川口緑化センターHPより江戸は盆栽や植木が盛んな街だった事で有名ですが、それもこれも安行がなければ成り立たなかったわけです。草花植木づくし 歌川芳藤(文政11年〈1828年〉 - 明治20年〈1887年〉)ちなみに現在は盆栽といえば大宮の盆栽町が有名ですが。盆栽町は関東大震災で焼け出された谷根千の植木屋が移り住んだ場所なので、歴史としてはかなり新しくなります。(とはいえ100年経っていますが。)さて、ひとえに「安行」と言っても安行と名の付く地域は。安行安行領家安行藤八安行出羽安行
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